[対象: 中級]
Googleは、著者情報の写真を検索結果に表示する割合を減らす措置を実施しました。
GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が認めたことをSearch Engine Landが報じています。
著者情報の基準を予告どおり厳しく、15%減
著者情報の表示に対しては質も見るように基準を厳しくするので、結果として15%ほど減少するだろう。
上のように、今年10月のPubConでMatt Cutts氏は発言していました。
理由は確か、顔写真が多すぎて目障りに感じるというユーザーからのフィードバックがあったからだと記憶しています。
いずれにしても、著者情報の消滅が始まったということです。
写真が消えて名前だけが残る
僕が調べた限りでは、著者情報そのものを消すというのではなく写真だけを非表示にするようです。
コンテンツ著者名は残ります。
上のキャプチャでは僕の写真は正常に表示されていますが、記事やクエリによってはひょっとしたら同じように非表示になっているかもしれません(同一著者でも、出ている検索結果と出ていない検索結果を確認しています)。
検索結果とウェブマスターツールでチェック
著者情報をサイトで設定していて自分が影響を受けているかどうかが心配な人は、実際に検索して確認してみるといいでしょう。
またウェブマスターツールでは、「著者情報の統計情報」というレポートが試験的に導入されています。
著者確認が完了したページの表示回数とクリック率といった検索統計情報を知ることができます。
もっとも表示を減らす変更は実施されたばかりなので、レポートに変化はまだ現れていないでしょう。
今後2、3週間は様子を見たいところです。
影響を受けていたとしたら、検索結果でのクリック率が下がっていることも考えられます。
「著者情報の統計情報」と併せて「検索クエリ」レポートもチェックしておくと良さそうです。