リンクにnofollow属性を付けると、サーチエンジンがリンクをたどることを禁止し、PageRankやアンカーテキストを渡さないようにできます。
従来、検索エンジンはJavascriptを理解することができず、したがってJavascriptで書かれたリンクを、評価できませんでした。
結果的にJavascriptは、nofollowリンクのようにPageRankもアンカーテキストも渡さないリンクだったのです。
しかし、Googleに限っていて言えば、状況は変わっています。
Google, Matt Cutts(マット・カッツ)氏のビデオをご覧ください。
Can I use “nofollow” in JavaScript?
また、Javascriptリンクに付いているnofollowもサポートするようになっているよ。
nofollowの付いたJavascriptリンクは、たどらないということだ。
だからJavascriptリンクをたどってほしくなかったら、nofollowを付けるといい。
また、Javascriptのリンクをたどらないようにするいちばん確実な方法は、Javascriptを外部化してrobots.txtでブロックすることだね。
あるいは、robots.txtでブロックしたURLに、Javascriptでリダイレクトすることもできるよ。
Javascriptリンクをたどらないようにするには,、これらの手段を使うといいだろう。”
Googleは、今年6月に開催したGoogle I/O conferenceで、Javascriptリンクを読むようになり、通常の<a>タグで記述したリンクと同じように、PageRankもアンカーテキストも渡すようになったと発表しました。
条件はあるにせよ、「Javascriptリンクを読めない」というのは過去の話になっています。
nofollow属性ではなく、JavascriptでPageRankスカルプティングを実行するという技もあるのですが、こちらもすでに効き目がありません(抜け道はありますけどね)。
また、有料リンクに対するガイドラインを守って、検索エンジンが評価対象にしないようにリンクをJavascriptにしていたとしても、今はそれだけでは不十分です。
nofollow属性を付けなければなりません(もしくは、robots.txtによるブロック)。
健全なリンク販売サービスを提供している場合は、ご注意ください。