[対象: 全員]
ウェブスパムを働いているはずが絶対にないのにペンギン・アップデートで不当に順位を下げられたと信じるウェブマスター向けにGoogleはペンギン用フィードバックのフォームの提供を始めました。
英語のフォームになっていますが、日本語のサイトでも利用可能なことをGoogleの人に確認済みです。
(日本語のサイトを申請してかまわないかという質問に対して)
Yes, sure. We’re working on making versions of the form in other languages, but in the meantime you’re welcome to submit URLs of Japanese sites there.
英語以外のバージョンも作成中とのことで日本語でのフォームもいずれ提供されるかもしれません。
100%絶対にスパム行為を行なっていないと断言できるなら、さしあたり英語フォームから申し立てが可能です。
ただし次のような行為を1つでも行なっていたら申し立てする資格はあなたにありません。
- 有料リンク
- 自作自演リンク
- むやみやたらな相互リンク、ディレクトリ登録
- キーワードの詰め込み ※都道府県や市町村の列挙も場合によっては該当
- 隠しテキスト
- 期限切れドメイン(中古ドメイン)の利用
- 301リダイレクトの悪用
- ユーザーと検索エンジンに異なったコンテンツを見せるクローキング
- コピーコンテンツ、類似ページの量産、コンテンツの使い回し
- オリジナルコンテンツが(ほどんど)存在しないアフィリエイトサイト
ペンギン・アップデートが必ずしもこれらを検出しているということではありません。
これらがウェブスパムに該当する行為だということです。
そして上記の例がすべてではありません。
ようはアルゴリズムの裏を突いて検索エンジンを騙そうとして行った施策はNG、フィードバックを送るに値しないサイトだと認識しておいてください。
自分はそのような行為はしておらず完全に無実だと主張できるならフィードバックを送りましょう。
一応、各項目の日本語を説明しておきます。
- URL of a page affected by the update: アップデートの影響を受けたページのURL
- Query which shows non-ideal results: 納得がいかない結果が表示される検索キーワード
- Comments: 備考
フォームで「*」が付いている1つめと2つめは入力必須です。
なおフィードバックを送っても順位が元に戻るわけではないことも理解しておきましょう。
ペンギン・アップデートはアルゴリズムで完全に自動処理されています。
手動での例外設定はありません。
フィードバックは今後のペンギンのアルゴリズム改良に役立てられます。
反対に、SEOスパムをやっていてペンギン・アップデートで捕獲されるべきなのにGoogleが見過しているというサイトを発見したときはウェブスパムレポートから通報します。
「その他の詳細」の説明には“penguin”という言葉を必ず使ってください。
シロなのにクロとして判定される、クロなのにシロとして判定される、こんな誤検知はあってほしくないことですが残念ながら完璧なアルゴリズムは存在しません。
正統な評価を受けられるように僕たちからも情報を提供していきましょう。