数日前に、Googleが比較的大きなアルゴリズムのアップデートを実行しました。
今回の更新のいちばんの特徴は、”one word query”、「1つの単語での検索結果」が大幅に変動したことです。
単語と単語の関連性を、より的確に判断できるようにアルゴリズムが発展したようです。
シングルワードでの検索は、「Authority Site(オーソリティサイト)」、つまりGoogleに「権威がある」とみなされているサイトが、ますます上位に並びそうです。
The change for one-word queries is already live at some places and should be live at 100% of the datacenters in the next 2-3 days, for example.
グーグルのエンジニア、Matt Cutssは9/19に上のようにコメントしているので、すでにほぼすべてのデータセンターに変更が反映されていることでしょう。
また、今回のアップデートでは、ある問題が発生しました。
ある問題とは、ロングテールでのSERPS(検索結果ページ)に中国ドメイン(.cn)のスパムサイトが多数表示されるということです。
タイトルや説明がまったくの偽りのうえ、中国語ドメイン自体も詐称しているようです。
さらに悪いことに、サイトにアクセスするとウィルスに感染します。(–;
この中国スパムの問題を指摘されたMatt Cuttsは、彼のブログで次のように述べました。
There’s at least one infrastructure change we wanted to make in order to handle these better. Infrastructure changes take more time than just killing specific spam sites.
近いうちに、アルゴリズムで根本的な解決がなされることでしょう。