Google -50ペナルティとは

昨日、301リダイレクトによってペナルティから逃げる方法について投稿しました。

主な情報ソースは、WebmasterWorldのあるスレッドでしたが、もともとこのスレッドは、「-50ペナルティ」を回避するための手段に関しての投稿でした。

「-50ペナルティ」?

聞いたことがありません。

-950ペナルティ」、「-30ペナルティ」に続いて、いつの間にやらこんなペナルティが登場していたようです。

-50ペナルティに対するスレッドを読むと、手動によるものかアルゴリズムによるものかは、判断が難しいところのようです。

多くのペナルティは、最初は人間による手動検出から始まって、アルゴリズムによる自動検出に移ります。

-30ペナルティは、発見された直後はきっかり30番順位が下がっていてマニュアル作業だったようですが、その後は-30ペナルティ・クローンが出てきて、必ずしも30番の移動には限定されなくなっています。
アルゴリズムによる機械判定に変わったからだろうと推測されます。

-50ペナルティを引き起こす原因も、はっきりとはつかめていません。

可能性として考えられるのは、

  • メガメニュー
  • ホームページから張られたアンカーテキストでのターゲットキーワードの使いすぎ
  • 質の低いリンクを大量に集めるリンクスキーム

などです。

-950ペナルティとさほど変わらず、過剰SEO、恣意的なリンク構築が、原因になっているようです。
-950ペナルティの派生系かもしれません。

あるメンバーは、4つのサイトで-50ペナルティを経験しました。

再審査リクエストを送信して、うち2サイトはきっかり90日後にペナルティを解かれ、もう2サイトは、依然としてペナルティにはまったままだそうです。

-950ペナルティにしてもそうであるように、-50ペナルティも解除を受けるのは容易ではないでしょう。

ランキングアップを狙うあまり、同じキーワードでの過度なアンカーテキスト、メニューバー・フッターでの多すぎる内部リンク、粗悪なリンク、こういた危険分子はあらかじめ避けておくことを推奨します。