TLD(トップレベルドメイン)に何を選ぶか、迷うことがあると思います。
標準的な、.comや.netにしようか。
評価が高いという噂のある、汎用.jpドメインにしようか、でも高いし。
大量に取得するなら、安い.bizや.infoもいいな。
でも、もしTLDが検索順位に影響を与えるとしたらどうしますか?
TLDは、検索順位に影響を与えないというのが大勢です。
ところが、先週末にかけてGoogleで、.infoドメインがペナルティを受けたかと考えざるを得ないような、急激なランキングダウンに見舞われました。
Aaron Wall氏のブログ、Webmaster World Forumsで取り上げられています。
.infoドメインは非常に安いためスパムサイトを量産するには、コストを抑制することができて好都合です。
このような理由から、Googleが.infoドメインのサイトに対して、“粛清”を始めたのではないかとAaron Wall氏は推測しています。
WebmasterWorldでは、アドミニストレータのtedster氏は、GoogleがTLDを理由にしてペナルティを課すことはありえないと主張しています。
結局のところ、今回の.infoドメインのサイトの急降下は、一時的な不具合だったらしく、以前の状態に戻っているようです。
.infoドメインを所有しているウェブマスターには、冷や汗ものの出来事ですね。
ただ、Aaronn Wall氏は、同じことが.comドメインで発生することがありえるとは思えないともコメントしています。
今後は、TLD選びにもっと慎重になったほうがいいのかもしれません。