Googleが、検索結果ページに2つの改良を加えたと、Offcial Google Blogでアナウンスがありました。
どちらもユーザーにとっては、うれしい改良になりそうです。
1つめの改良は「関連キーワード」の拡張です。
Googleは、検索結果の上部または下部に「その他のキーワード」として検索したキーワードに関連する他のキーワードとの組み合わせの候補を、表示します。
自分では思いつかなかった検索キーワードが見つかることも多く、親切な機能です(SEOではキーワードリサーチに使っていますね)。
関連キーワードの守備範囲が広がりました。
たとえば「動物園」で検索すると「サファリパーク」が提示されます。
動物園とサファリパークは、密接に関連していると言えます。
「トカゲ」を検索すると、「ヤモリ・カナヘビ・イモリ・爬虫類」も付いてきます。(笑)
最初にも書いたようにユーザーとしては、入力したキーワード以外の関連用語も提示してくれるので、検索補助として役に立ってくれそうです。
SEOの観点からは、キーワードリサーチツールとしてますます有用になったことは、言うまでもありません。
2つめの改良は、スニペットの拡大です。
検索用語が3語以上の場合は、ウェブページの簡潔な説明文であるスニペットが通常よりも長くなります。
※日本語では、3語検索での長いスニペットは見つけられませんでした。
下のキャプチャは、「北海道 春スキー 卒業旅行 バス」のSERPです。
5位、6位(9位も?)が他よりも長いスニペットになっていますね。
数の多いキーワードでの検索の場合、従来の長さのスニペットでは十分な情報を提供できないという配慮からです。
スニペットは、原則的にmeta descritptionの記述が引用され、検索キーワードに合致していないときはコンテンツの中から適切と判断された部分が引用されます。
長いスニペットでは、meta descriptionに頼らずにユーザーの注意を引くであろう文が表示されるでしょうから、SEOの観点からも助かる改良と言えそうです。