Googleが、検索結果にリンク先ページの「URL」ではなく、「パンくずリスト(Breadcrumb)」を表示できるようになりました。
Official Google Blogでアナウンスがありました。
ウェブページのURLを表示する通常のリンクではなくて、「トップ > カテゴリ > サブカテゴリ > 個別ページ」のように、トップページからそのページにたどり着くまでにたどる階層ごとに、ページを表示してくれます。
パンくずリストそのものなので、途中のカテゴリをクリックすれば、そのカテゴリページにSERPからダイレクトにアクセスできます。
たくさんのカテゴリを通るときは、途中が「…」で省略されます。
実験として8月には観測されていた表示形式です。
正式導入され、数日かけてグローバルで展開していくとのことです。
僕自身はまだ見つけられていないのですが、じきに増えてくるでしょう。
検索ユーザーとしては便利な特徴になりそうだし、多くの商品を取り扱っているようなネットショップ運営者にとってもクリック率を上げるのに貢献しそうです。
サイトで使われているパンくずリストを分析して、SERPに反映させているようなので、パンくずナビを設置していなければ、設置したほうがよさそうですね。
なおユーザーが通った経路に応じて、動的にパンくずナビを生成することもできますが、SERPに表示させるには、どこをどう通ろうが固定のパンくずナビを表示させた方がよさそうな気がします。