[対象: 中級]
スマートフォン向けサイトがあることを示すアイコンをモバイル検索結果に表示するテストをGoogleが再開したことを先日伝えました。
反対に今度は、スマートフォン向けサイトが“ない”ことを示すアイコン表示を試しているようです。
斜線が入ったスマホのマーク
非スマートフォン対応のサイトのページが検索結果に出てくると、斜線が入ったスマホのアイコンがURLの先頭に付きます。
Twitterで、@malcolmcoles さんと @sandyallenphoto さんがスクリーンショットを投稿しています。
iOSのSafariでの目撃です。
AndroidのChromeでの目撃です。
CTRにマイナスの影響が出るかも
今のところGoogleがコメントしたという事実はないので、非モバイル対応をこのアイコンが意味しているとは断言できません。
とはいえ、一般的な感覚からするとそう受け止められるでしょう。
ところがこのアイコンが付いたサイトのなかには、モバイル対応が実際にはできているサイトがあるようです。
単にモバイル向けサイトがあることだけでは不十分なのでしょうか?
モバイルユーザーに対するユーザー体験をGoogleは重要視しています。
モバイルサイトがあったとしてもユーザー体験が劣っているサイトにはNGマークを表示するなんていう意図が、ひょっとしたらあるのかもしれませんね(ただの推測です)。
いずれにしても、「スマホ対応」よりも「スマホ非対応」のアイコンのほうが検索結果でのクリック率 (CTR) に響きそうだとは思いませんか?
もちろんそれはCTRを下げるマイナスの影響です。
【UPDATE】
日本でもテストしているようです。
え~、このスマホアイコンに斜線はやめてほしいなぁ。一昨日はスマホ対応サイトにスマホマークがついてる感じだったのに。 pic.twitter.com/hkFuqENnQI
— ぐっち (@gucchiaa) 2014, 10月 16