Google Trends(グーグルトレンド)の更新頻度が、1時間おきにスピードアップしました。
これまでは、1ヶ月ごとの更新だったので、より最新の検索の流行を知ることができるようになったわけです。
Google Trendsでは、検索クエリのボリュームを時系列でグラフ表示してくれます。
ターゲットとしているキーワードがどのくらい検索されているか、とか、季節がらのキーワードがいつ頃から検索されるようになるのか、などをリサーチするのに便利です。
ほかには、複数の言い方があるキーワードを比較してどちらがより多く検索用語として使われているかを調べるのにも役立ちます。
1ヵ月後に訪れる「Halloween」を例にして、調べてみましょう。
「Halloween」には、「ハロウィン」と「ハロウィーン」の2とおりの日本語訳があります。
Google Trendsでリサーチしてみると、次のような結果が出ました。
※複数のキーワードを調べるときは、「,(カンマ)」で区切ります。
毎年8月くらいから急激に検索ボリュームが増加しています。
「ハロウィーン」よりも「ハロウィン」で調べるユーザーが多いですね。
「Haloween」関連のサイトを作るならば、8月までには完成させておかなければなりません。
「ハロウィーン」ではなく、「ハロウィン」を使ったほうがヒット数は多いでしょう。
(逆に、ライバルが狙わない「ハロウィーン」を使うという戦略もあり)
Google TrendsはGoogle Labsで試験的に提供されているサービスです。
日本語のデータは十分とは言えず、結果の出ないキーワードも多くあります。
それでも公開当初に比べると随分と、データ量が増えました。
トップページ下には、”Today’s Hot Trends”という見出しでアメリカで検索されているホットな流行語を表示しています。
これは、RSSフィードでも講読可能になっているので、RSSリーダーを使えば手軽に流行りのキーワードをチェックできます。
アメリカ人がうらやましいですね。
力強いキーワードリサーチツールになりそうなので、日本語のデータ量も増やしたうえで早く正式公開してほしいものです。