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検索結果に表示されるタイトルには、titleタグの記述が通常用いられます。
しかしGoogleは、より適切だと判断したときはその記述に従わず、タイトルを書き換えることがあります。
どのように書き換えを行うかはさまざまなパターンがあります。
meta descriptionタグの記述が使われる事例を英語版のウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムで見つけました。
meta descriptionタグの一部が検索結果のタイトルに現れる
問題となったサイトのtitleタグの元々の記述は下のようになっていました。
FLAGMYOFFER : Onam discount coupons, deals and offers in Kochi
ところがあるキーワードで検索すると、“Aug 31 16:51:46 UTC 2013”のようなタイムスタンプ(日時と時刻)がタイトルに挿入されてしまいます。
GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏によると、どうやらGoogleはmeta descriptionタグの記述を拾ってきたようです。
meta descriptionタグの記述は下のようになっていました。
Get Onam year Sat Aug 31 16:51:46 UTC 2013 free discount coupons, deals and offers in Clothing, Home Appliances, Grocery, restaurants, beauty parlors, car accessories, Kids games, toys, gifts, laptop in
強調したところが検索結果のタイトルに含まれる箇所です。
システムで自動的にタイムスタンプをmeta descriptionタグにこのサイトは挿入しているようです。
アンカーテキストやhタグがtitleタグの書き換えに使われる例を目にしたことはありますが、meta descriptionタグの記述が使われた例を僕は初めて目にしました。
望まないtitleタグの書き換えに遭ったときには、meta descriptionタグもチェックしたほうがよさそうです。
【NOTE】
問題となったサイトのmeta descriptionタグはすでに修正済みのようです。
以前の状態はキャッシュで調べました。