[対象: 全員]
Googleは、手動対策の対象に「画像の不一致 (Image Mismatch)」を新たに追加しました。
サイトで表示する画像と検索結果で表示する画像が異なっている場合に「画像の不一致」が適用されます。
画像の不一致のヘルプ
手動による対策のヘルプに該当セクションができあがっています。
画像の不一致
[手動による対策] ページでこのメッセージが表示された場合、サイト上で表示される画像の一部が Google の検索結果ページに表示される画像とは異なっていることを示しています。
そのため Google では、サイトの該当箇所に手動によるスパム対策を適用いたしました。この対策は、Google でのサイトの画像の表示方法に影響します。サイト全体に適用された対策は、[サイト全体の一致] の下に表示されます。サイトの一部に適用された対策は、[部分一致] の下に表示されます。
これまでは、手動による対策は以下の10項目に分類されていました。
- クローキング/不正なリダイレクト
- ハッキングされたサイト
- 隠しテキスト/キーワードの乱用
- 悪質なスパム
- スパム行為のある無料ホスト
- 価値のない質の低いコンテンツ
- サイトからの不自然なリンク
- サイトへの不自然なリンク
- このサイトへの不自然なリンク – 影響のあるリンク
- ユーザー生成スパム
11番目の手動対策対象のスパムとして「画像の不一致」が加わったことになります。
手動対策ビューアに出現
手動対策ビューアに出てきた「画像の不一致」の警告をSearch Engine Roundtableが入手しています。
下のメッセージが書かれています。
Images from this site are displayed differently on Google search results pages than they are when displayed on this site.
このサイトの画像は、Googleの検索結果ページとサイト上で表示される場合とでは異なっています。
原因は?
あいにく、「画像の不一致」の判定を受けた原因まではわかりません。
意図して、画像のクローキングを仕込んでいたのかもしれません。
また、ヘルプの推奨される対処には、「ホットリンク禁止ツールにより発生している可能性があり」とも書かれています。
僕も、ホットリンクを設定で防いでいます。
でも、もちろん手動対策は受けていません。
Googlebotに対してだけ何か特別な動作をするようなホットリンク対策のツールがあるんでしょうね、きっと。
自覚せずに、ガイドライン違反に相当する状況になってしまっていたのかもしれません。
「画像の不一致」が原因で手動による対策を与えられたサイトがあれば、ぜひ情報提供してください。