内部SEOにかかわるHTMLタグの最適化として、真っ先に取り掛かるのは、Titleタグ、H1タグ、Meta Descriptionタグ、この3つではないでしょうか(Yahoo!の場合は、Meta Keywordsタグも入りますかね)。
それぞれにキーワードを含んだほうがいいのは分かりますが、まったく同じではいけませんし、キーワードの詰め込みすぎも避けるべきです。
ユーザーにとって分かりやすく、興味を持たせるようなコピーも大切です。
WebmasterWorldのアドミニストレータ、tedster氏が、Titleタグ、H1タグ、Meta Descriptionタグの上手な使い方に関してアドバイスしています。
- CMSを使っているとTitleタグとH1タグが同一になることがあるが、H1タグはもう少し詳しくした方がよい。
- キーワードを狙い過ぎたSEOによるペナルティは、アンカーテキストによるものがほとんどのようで、TitleタグとH1タグが同一だったり、Meta Descriptionタグに同じキーワードが入っていてもさほど問題にはならない。
- ただしMeta Descriptionタグは、TitleタグやH1タグより長くするべき。
- 完全に同じではなく、似通った感じにしておくほうが反応がよい。
- キーワードだけのTitleタグはスパムっぽく見えるし、クリックされづらい。
- ユーザーが検索したキーワードが、Meta Descriptionタグに含まれていない時は、ウェブページ内のどこかから抽出されたのコンテンツが、スニペットとして使われる。
- Googleは、Meta Descriptionタグを重要な指標として利用している。Meta Descriptionがなかったり、短かったり、他のページと重複していると補足インデックスに格納されてしまう。
※補足結果入りの回避についてはこちらも参照
Titleタグ、H1タグ、Mete Descriptionのいずれにせよ、キーワードだけを意識した記述というのは(たとえスパム判定を受けないにしても)スパミーだし、ユーザーへの惹きつけが弱くなります。
TitleタグやMeta Descriptionタグは、ユーザーの興味を引くような記述にするべきです。
SEOをとるか、ユーザーの惹き付けをとるかに悩んだら、僕は間違いなく「惹き付け」を選びます。
上位に表示されてもクリックされなかったら、意味がありませんよね(誇大な記述による無理やりの誘導は別)。
TitleタグとMeta Descriptionの書き方のTIPSは、過去のエントリを参考にしてください。
また、H1タグはSEO(キーワード)を意識するよりも、本来の「見出し」の目的を前提として、ユーザーに以降に続く文章が何について書かれているかを想起させる記述にすべきです。