インターネット利用者のリテラシーが高くなるにつれて、検索ボックスに打ち込むキーワードの数は、1語から複数語になっていくと言えます。
キーワード選定におけるロングテール化が始まって、久しくなります。
インターネット関連のデータを調査する企業の米Hitwiseによれば、8語以上のキーワードでの検索が20%増加しているとのことです。
※ 表はnews releaseでの発表より
2008年の2月と2009年の2月を比べると、4語ー8語以上の検索が増えていて、逆に1語ー3語の検索が減っています。
8語以上の検索にいたっては、20%の伸びです。
よりいっそうのロングテール化が進行しているようです。
もっとも、アメリカでのユーザーの統計調査なので、この結果をそのまま日本に当てはめることはできません。
少なくとも僕は、8語以上で検索した記憶がありません。
今のGoogleなら、3、4語多くても5語で数回の検索を繰り返せば、欲しい情報はほぼ手に入ります。
言語の違いもあるかもしれませんね。
ただ、PCに比べて文字入力しにくいモバイル端末の検索でも複数語での検索が増えてきているようですから、日本でも検索語数が増加しているのではないかと思います。
日本での検索キーワード数の統計者情報が、どこかで公表されているようでしたら教えてください。