再審査リクエストを頼まなくても再び再審査してもらえるらしい、でペナルティも解除される

[対象: 全員]

手動による対策が解除されず、新たな再審査リクエストをその後送らなかったとしても再審査リクエストしてもらえて、違反が解消されていればその手動対策が解除されることがあるようです。

ヘルプフォーラムでのGoogle社員の発言

英語版の公式ヘルプフォーラムで次の質問が投稿されました。

不思議なリンクの警告を受けて再審査リクエストを送ったが、まだ残っているとして解除されなかった。

その後、もう一度再審査リクエストを送ろうと手動対策ビューアを見たところ「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」と出ていて再審査リクエストを送れない。

どうやったら再審査リクエストしてもらえるのか?

Google社員のEric Kuan(エリック・クァン)氏が次のようにコメントを返しています。

あなたのサイトは不思議なリンクに関してもう手動の対策を受けていないように見える。

再審査リクエストチームは定期的に追加でサイトを再調査する。もしサイトがウェブマスター向けガイドラインにもう違反していないことがわかれば、そのサイトから手動による対策を取り下げるだろう。

 

再審査リクエストなしの再審査・手動対策解除

通常、手動による対策にはすべて期限が設定されています。
たとえガイドライン違反が解消されていなかったとしても期限が過ぎると、その手動対策は自動的に解除されます。
ただし違反が残ったままだと、(以前よりも厳しい)手動による対策が再度与えられることもあります。

対して、今回のEric氏が説明するパターンはこの状況とは明らかに異なります。

再審査リクエストを再び送らなくても、再審査してもらえると言っています。
そして、違反が解消されていれば手動対策は解除されると。

期限切れと同じく再審査リクエストなしの解除ですが、問題を解決できたことによる本当の意味での解除です。

2回目の再審査リクエストを送らなくても、再審査リクエストをGoogleが行ってくれるということを僕は初めて聞きました。

事実なら嬉しいことです。

ただ、もう一度再審査リクエストしてもらえたことがわかるとなお安心できるように思えます。
何もアクションを起こさないのに、手動対策ビューアから警告が消えると困惑しますよね。
期限切れによる自動解除と再審査が認められたことによる手動解除では、意味合いがぜんぜん違ってきます。