Googleの検索結果をページ送りしないで途中から見る方法 — startパラメータ

[対象: 上級]

Googleの検索結果を1ページ1ページめくっていかずに、目的のページに直接アクセスする方法をこの記事では紹介します。

たとえば、検索結果の20ページ目に行きたい場合、普通なら1ページずつ次のページに進んでいかなければなりません。
2ページ目や3ページ目ならまだしも、ずっと後のページに行くのはスクロールとクリックを繰り返す必要があり面倒です。

検索結果のページ送り

ところが途中のページを“すっ飛ばして”指定したページにダイレクトにたどり着くことができます。

やり方は簡単で、パラメータを編集するだけです。

startパラメータ

検索結果の2ページ目に進むと、ブラウザのURLに「start=10」というパラメータが付いているはずです。

検索結果のURLのstartパラメータ

このパラメータの値を変更します。

2ページ目に進んだ状態では「10」になっています(1ページあたりの表示件数を設定変更していると違ってくるはず)。

これを「70」に変えてEnterを押せば、検索結果の8ページ目に飛びます。
「240」に変えれば25ページ目に飛びます。

普段使う使う機会はそうそうないようにも思いますが、site:コマンドでインデックスされているページを調べたりする際、最後のページを見たいときなどに利用すると便利かもしれません。

なお、「&filter=0」というパラメータを付けるとデフォルト表示では省略されたページを表示させることができます。

こちらもサイト内でインデックスされているページをくまなく調査したいとき、特に重複コンテンツや質が低いページを探すときに利用できます。

P.S.
ちなみに、Googleのインデックスは3層に分かれているそうです。

  • Fresh Index(フレッシュ・インデックス)
  • Base Index(ベース・インデックス)
  • Supplemental Index(サプリメンタル・インデックス)

Matt CuttsがPubConキーノート・スピーチ後の個別の質問に答えているときに言っていました。
そうなんだろうとは理解してましたが、Googleの人がはっきりそう言っているのを聞いたのは僕は初めてでした。