画像検索でランキングを上げるコツをGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏がビデオで説明しています。
“Googleは画像を上手に理解できるようになってきているけど、画像の内容を完全に理解するのは一般的に言ってコンピュータの世界ではまだものすごく難しいんだ。
アドバイスとしては、たとえば次のような要素を利用できるだろう。
- 画像のメタ情報
- 画像のタイトル
- 画像の名前
- 画像の周りの文
- 画像を置いたページのtitleタグ
ページのあちこちのテキストがあったほうがいいね。
ちょっとした秘訣を教えてあげよう。
ユーザーがメッセージを残せるコメント欄を準備しておくんだ。
Flickrはそうなっているね。
画像だけしかなくて何の画像か分からなくても、その下にあるコメントを見て「あぁ、これは○○の写真だ」と理解することができる。
コメントにはキーワードが入ることが多いから、こんなふうにしても画像を理解してもらうことができるよ。
今言ったことをすべての画像に対してやる必要はないけど、本当に検索結果にランキングさせたい画像なら時間をかければ大きな違いが出ると思うよ。
ユーザーがコメントを残せる機能をつければテキストコンテンツを集めるから、結果として検索エンジンも画像が何なのかを理解できるようになるしね。”
画像検索に表示させるコツとして、検索エンジンが確実に読めるテキストとしてキーワードを入れるというのは目新しいテクニックではありません。
画像検索SEOでは以前から言われている要因です。
動画検索にも共通しています。
でも、GoogleのMatt Cutts氏の口から出たアドバイスというのは重みがありますね。
コメント内のコンテンツが手助けになるというのは画像に限った話ではなく、Googleの地図検索やYouTubeの動画検索でもランキングに影響を与える要素の1つだったりします(「自作自演でコメントを書き込め」ということではないのでご注意を)。
またMatt Cutts氏は最後にこんなこともアドバイスしています。
“自分自身のプロモーションが大事ということに変わりはない。展覧会を開いたりインタビューを受けたりしてPRすることも忘れてはいけない。そうすればリンクが集まる。”
バイラルマーケティングによる被リンク獲得ですね。
検索エンジンからだけではなく、参照元サイトからの直接のアクセスも期待できそうです。
画像や動画をメインのコンテンツとして提供しているサイトを運用しているなら実践してみてください。