米Yahoo! Search Blogと日Yahoo! 検索スタッフブログは、それぞれYST(Yahoo! Search Technology)のインデックスフルアップデートを行ったことを昨日公式アナウンスしました。
Microsoft(Bing)との検索事業での提携合意を受けてか、昨年はインデックスアップデートがない、またはあったとしてもアナウンスされないことが多かったのですが、また定期的なアップデート&アナウンスが復活する可能性がともすると考えられます。
提携が確定した以上は、「移行が完了するまでは精一杯頑張ろう」とやる気が出てきたかもしれませんね。(笑)
今週の月曜日に日本のYahoo!の広報の方と話す機会がありました。
「米Yahoo!とMSの検索事業提携が決まったことで、日本のYahoo!はどうなりますか?」と尋ねたところ、次のような回答をいただきました。
“今のところ、公表できるようなことは決まっていません。
今回の契約は米Yahoo! Inc.と米Microsoftとの間で結ばれたもので、ヤフー株式会社が結んだものではありません。
私たちは、米Yahoo! Inc.に対して「自分たちがユーザーに提供するサービスの質を決して落とすことがないように(もっと言えばさらに向上させるように)していきたい」と伝えているところです。
日Yahoo!も検索エンジンとしてBingを採用することは当然あり得ますが、独自の検索エンジンの運用または他社との提携も選択オプションの1つして残されていることを現時点で否定することはできません。”
どうなるかはまだ何も言えないし、いついつまでに決めたいと望んでいるかについても何とも言えないそうです。
Microsoftと話し合う前にまず米Yahoo! Inc.と話し合うことが先決だとのことでした。
Bingに移行するにせよ移行しないにせよ、少なくともあと2年はYSTとのお付き合いは続いて振り回されるでしょう。
あと広報の方は、日本のYahoo!はユーザーとの情報共有を今後もっと推進していきたいともおっしゃっていました。
「検索」という分野に特定したものではありませんが、中の情報を出してくれるのは信頼感にもつながります。
僕たち一般ユーザー(ウェブマスター)とコミュニケーションするチャンスをどんどん増やしてほしいですね。