Googleのコンテンツマッチ広告といえば、おなじみのGoogle AdSense、Yahoo!のコンテンツマッチ広告といえば、Yahoo! Publisher Network(YPN)です。
それじゃあ、Microsoft(Live Seach/MSN)のコンテンツマッチ広告は?
Microsoft ContentAds(マイクロソフト・コンテントアド)と言います。
マイクロソフトがようやく、マクロソフトアドセンスとも言うべき「Microsoft ContentAds」の、テスト公開を開始しました。
Microsoft ContentAdsの広告が現在配信されているのは、ソーシャルブックマークサービスサイトの老舗、「Digg」です。
Google AdSenseのスカイスクレイパーに類似したテキスト広告を見ることができます。
興味深いことに、Internet Explorerで閲覧しているときだけ、Microsoft ContentAdsの広告が出現します。
ブラウザにFireFoxを使うと、Google AdSenseの広告が表示されます。
マイクロソフトが、意図的に自社プロダクトだけに表示させるようにしているのか、他社プロダクトでは技術的に表示できないのか、それともDiggが2種類の広告(※)を使い分けているのか、理由は分かりません。
※Diggは、Kanoodleの広告も利用しています。
コンテンツマッチの精度も、今のところはっきりしません。
どのページにも同じような広告が表示されますが、ページのコンテンツが統一されていないためか、広告の数が少ないためか、テスト中のためか、いろいろな可能性が考えられます。
Google AdSenseと違うのは、「Sponsored Links」の表記はあれど、「Microsoft」どころか「Microsoft」の社名を想起させる語句すらないことです。
これもテスト中だからでしょうか?
Digg以外では、Facebook(アメリカの大手ソーシャルネットワークサイト)に、イメージ広告が表示されるそうです。
ただ、こちらは発見できませんでした。
イメージ広告は、静止画よりもFlashを利用した動画が中心のようです。
Microsoft ContentAdsの日本上陸は、まだまだ先になるでしょう。
日Yahoo!がYahoo! ウェブーオーナーセンターの年内開始を予定している中、第3のGoogle AdSense対抗サービスとして、マイクロソフト アドセンスの1日も早い正式リリースが望まれます。