[レベル: 中級]
この記事では、Google 検索関連ツールのアップデート情報を 2 つ紹介します。
Search Console API 経由の 24 時間ビューデータ
Google Search Console パフォーマンスレポートの 24 時間ビューのデータを Search Console API 経由でまもなく入手できるようになります。
24 時間ビューは、UI 版の Search Console で確認するか、データとしては、Google スプレッドシート/Excel/CSV ファイルとしてはエクスポートできました。
しかし、API 経由では入手できませんでした。
Search Console API を通しての利用が今後数週間で可能になることを、米ニューヨークで先日開催された Search Central Live で Daniel Weisberg(ダニエル・ウェイズバーグ)氏が明かしました。

Search Central Live が開催されたのは 3 月 21 日です。
数週間というと、4 月半ばくらいまででしょうか。
ただし、「約束はできない」とも発言したようなので、もっと遅くなる可能性もありそうです。
いずれにしても、最新 24 時間のパフォーマンスレポート データが Search Console API 経由で近いうちに入手できるようになります。
独自ツールで分析している人は心待ちにしていてください。
Googlebot の IP アドレスリストが毎日更新に
もう 1 つの検索関連ツールのアップデートは、Googlebot が使用する IP アドレスのリストの更新間隔が毎日更新になったことです。
これまでは毎週更新でした。
要望に応じて更新間隔を短くしたとのことです。
LinkedIn で Gary Illyes(ゲイリー・イリース)氏が公表しました。
大規模ネットワーク事業者からのフィードバックに基づき、Google のクローラーおよびフェッチャーの IP アドレス範囲を含む JSON オブジェクトの更新頻度を、週次から日次へ変更しました。
これらのファイルを利用しており、IP アドレス範囲の変更を反映させる必要がある場合は、ライブラリの更新が必要になることがあります。
Googlebot の IP アドレスが記載された JSON ファイルを自動で取得するプログラムを組んでいるなら、必要に応じて修正してください。