[レベル: 中級]
直近 24 時間のデータを Google Search Console のパフォーマンスレポートで見られるようになりました。
24 時間ビューの詳細
「24 時間」ビューは次の 3 つのレポートで提供されます。
- 検索結果
- Discover
- Google ニュース
各パフォーマンスレポートの日付フィルタから「24 時間」を選べます。
期間は 1 時間刻みの 24 時間
数時間の遅れはありますが、直近 24 時間のデータです。
クリック数や表示回数、CTR、クエリ、検索の見え方など他の期間指定とまったく同じ指標とディメンションのレポートが提供されます。
ただし、日単位ではなく 1 時間刻みのデータです。
可能な限り迅速にデータを提供するため、直近の数時間はデータ収集が完了してない状態のものになります。
いわば暫定データです。
時間の経過で変化する可能性があります。
グラフでは点線で表されます。
ローカルタイムゾーンのデータ
直近 24 時間の時間帯はブラウザのタイムゾーン設定をもとにしてローカル時間で表示されます。
日本に住んでいるなら、普通は日本時間 (UTC+9) で表示されます。
もし、ロンドンにいたら英国時間 (UTC+0) で表示されます。
📝すずき注:英国は夏時間を採用しているので、その期間は UTC+1
Search Console のレポートはすべて太平洋標準時 (UTC-8) で表示されるので注意が必要です。
24 時間ビューだけはローカル時間です。
時差を気にかける必要はありません。
API は提供されず
Search Console API では今のところ、24 時間ビューの時間ごとのデータは提供されていません。
ただし、dataState
で fresh data を指定すれば直近 24 時間全体のデータは入手できます。
UI 版の 24 時間ビューのデータと完全に一致はしませんが、ほぼ同じデータとのことです。
数か月かけて徐々に展開
24 時間ビューは、今後数か月をかけてすべてのプロパティに徐々に展開していきます。
まだ見えていないアカウントがあるかもしれません。
気長に待ってください。
最新のデータが手に入るというのは嬉しいですね。
特に Discover では、コンテンツは公開してすぐにフィードに掲載されることが大半なのでデータは新しければ新しいほど分析に役立ちます。
改善要望や問題点があれば Google にフィードバックしましょう。