[対象: 中〜上級]
Googleアナリティクスのリアルタイムレポートが新たな機能を追加しました。
4つあります。
- イベントのリアルタイムレポート
- コンテンツレポートのパソコン/タブレット/携帯の内訳
- ショートカットの作成
- フィルタしたレポートと全レポートの比較
順に概要を説明します。
Googleアナリティクス リアルタイムレポートの4つの新機能
1. イベントのリアルタイムレポート
イベントのリアルタイムレポートでは、イベントのカテゴリやアクションに絞り込んだ状況を知ることもできるようになりました。
またアクセスに利用している端末(この次に説明)や参照元などに絞り込んでのセグメント化も可能です。
上のキャプチャでは「パソコン」と「オーガニック検索」に絞り込んだイベントを表示させています。
2. コンテンツレポートのパソコン/タブレット/携帯の内訳
「コンテンツ」レポートでは現在アクセスしているユーザーが、パソコン(PC)とタブレット、携帯(スマートフォン)のどのタイプのデバイスを利用しているかの内訳が分かるようになりました。
それぞれのリンクをクリックすると端末ごとのリアルタイムレポートに絞り込むこともできます。
3. ショートカットの作成
セグメント化したレポートへのショートカットを作れます。
右上に「ショートカットを作成」というリンクがあります。
たとえばトラフィックの種類を「オーガニック検索」、ソースを「yahoo」にしたYahoo!の自然検索だけにフィルタしたレポートのショートカットを作っておけば、毎回毎回絞りこまなくてもすぐにこのレポートにアクセスできます。
4. フィルタしたレポートと全レポートの比較
セグメント化しているときは、「すべてのトラフィックを表示」にチェックを入れると全体のレポートも表示され比較できます。
絞り込んだデータと全データを比べるのに便利です。
この記事で紹介した新しい4つの機能は1週間以上前に公式アナウンスが出ていたのですでに知っている人も多いかもしれません。
僕自身はリアルタイムレポートをあまり活用できていないのですが、上手に使っている人がたくさんいるはずです。
リアルタイムレポートの拡張は今後も継続していくとのことなので楽しみですね。