こんにちは、アドワーズ ラボの鷲見です。
広告代理店のコンサルタントなどが、クライアントのために AdWords アカウントを作成してあげるなんて話、今の時代であれば頻繁にあると思います。
キーワードを調べて、アカウントセットアップして、広告のテストして、単価調節して…
多大な労力と時間を使い、クライアントの為に大事に育て上げたアカウントを、突然奪われたらあなたはどんな気分ですか?
ショックですよね…
でもこれは海外で、実際に起こった話なのです。
AdWords のフォーラム(英語) で、その内容が公開されています。
投稿者の言い分をまとめると、クライアントの為に自分名義の AdWords アカウントを作成して運営していたところ、Google から突然メールが来て、何の了承も無く苦労して育て上げたアカウントを取り上げられてしまったとのことです。
これだけ読むと、ホントにそんなことがあるの? と思ってしまいますが、Google の回答をみて、ちょっと納得してしまいました。
それは、アカウント自体は彼(コンサルタント)名義であるものの、支払い情報だけはクライアントのもので、Google は支払い情報の持ち主の見方をし、彼(コンサルタント)からアカウントを取り上げて、クライアントに戻したというのです。
そのクライアントが Google に何を言ってアカウントを取り戻したのか、それ以上にコンサルタントとクライアントの間でどんな問題があったのかは不明ですが、こういうケースは支払い情報主に権力があって、自分名義のアカウントでも取り上げられてしまうということがあるようです。
Google の言い分は、何となく分かりますよね。
ということで改めて、当たり前のことかもしれませんが、代行業務やコンサルティングをするときは、自分を守るためにも、しっかりと契約書を交わしましょう。
*** About Takahito Sumi ***
長い海外生活の経験から、海外のインターネット事情に精通し、その知識をもとに、年商 5000 万のネットショップを実家のベッドルームで立ち上げる。
現在は、Google 認定プロフェッショナルの資格を持ち、毎月 1000 万円以上の AdWordsアカウントを管理している傍ら、コーチングプログラムの主催、Google AdWords/LPO 対策のコンサルティング業務を行う。
2009 年 6 月には、日本で初めて Google 本社よりGoogle Website Optimizer 認定コンサルタント に任命され、ホームページのコンバージョン率を考えた広告戦略を、日本中に広めるために活動中。
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