こんにちは、アドワーズ ラボの鷲見です。
AdWords に広告を出している人であれば、AdWords Editor を利用している人も多いと思います。
※ AdWords Editor とは、AdWords のオフラインツールで、大量のデータを一気に変更するときなどに非常に便利なツールです。もし、まだ利用していない方がいましたら、かなりの時間節約になるので活用してみてください。
そこに、ドラフト用のキャンペーンを追加する機能があることをご存知でしょうか?
これは、いわゆる練習用のキャンペーンを Editor 内に作成するためのもので、送信ボタンを押しても AdWords アカウントには反映されません。
あくまでも練習用です。
AdWords のヘルプには入稿用キャンペーンと紹介されていますが、恐らく日本語に訳す時に、すれ違いがあっただけのことなので、そのうち修正されるだろうと思います。
社内での教育や、クライアントに例として実際に作成したキャンペーンをみせたい場合、アカウント内に練習用のキャンペーンを作った場合、仮に一時停止や削除したキャンペーンであっても、その履歴が残ってしまいます。(別に、履歴が残るだけなので、パフォーマンスにはあまり影響しませんが…)
それを、Editor ドラフトキャンペーンの活用すれば、練習用なので、やりたい放題に変更しても、履歴は残りません。もちろん、それを実際に利用したいときは、ドラフト用キャンペーンのステータスを、実行中にいつでも変更できます。
僕の場合、Yahoo!リスティングのキャンペーンを作成するときも、これを活用させてもらっています。
Yahoo!リスティングのキャンペーンを作成するのに、AdWords Editor を利用するのはおかしいと感じるかもしれませんが、実際にYahoo!リスティングの面倒と AdWords Editor の使いやすさを考えると、そうした方がかなりの時間節約になります。(最近、ルグランからYahoo!リスティング用のエディタが公開されましたが、有料で手を出せない人もいると思うので…)
キャンペーンのファイルをエクスポートする場合は、ドラフト用キャンペーンは含まれないので、一時的に実行中に変更してから、ファイルをエクスポートして、そのファイルをYahoo!リスティングにインポートするといいでしょう。
※ ステータスを変更してキャンペーンを送信すると、ステータスをドラフト用キャンペーンに戻すことはができないので、エクスポートしたらすぐにドラフト用キャンペーンに戻す事をおススメします。
ちょっと古い記事ですが、AdWords のキャンペーンを Yahoo!リスティングに移行する方法は、こちらの記事が参考になります。
最近、AdWords Editor から Yahoo!リスティングへのインポートする方法が改善され、更にやりやすくなったので、ぜひ活用してみてください。
【Post Script from Kenichi Suzuki】
鷲見さんが翔泳社主催のセミナーで講師をされます。
日本でただ1人の「Google Website Optimizer 認定コンサルタント」からコンバージョンアップのためのLPOを学ぶ絶好のチャンスです。
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*** About Takahito Sumi ***
長い海外生活の経験から、海外のインターネット事情に精通し、その知識をもとに、年商 5000 万のネットショップを実家のベッドルームで立ち上げる。
現在は、Google 認定プロフェッショナルの資格を持ち、毎月 1000 万円以上の AdWordsアカウントを管理している傍ら、コーチングプログラムの主催、Google AdWords/LPO 対策のコンサルティング業務を行う。
2009 年 6 月には、日本で初めて Google 本社よりGoogle Website Optimizer 認定コンサルタント に任命され、ホームページのコンバージョン率を考えた広告戦略を、日本中に広めるために活動中。
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