[レベル: 全員]
新年あけましておめでとうございます。
2018年最初の記事は、2017年の振り返りです。
昨年投稿した記事のなかからアクセス数(PV数)が多い順にトップ 10+1 を紹介します。
1 位
★『モバイルファーストインデックスについてGoogleに何でも聞いてみた #inhouseseo ―― 内部リンクの評価は? 導入時期は? 分割数が異なるページネーションは? など』
栄えある No.1 はこの記事でした。
去年投稿した記事のなかで最も多くのアクセスを獲得しています。
オフィスアワーでもおなじみの 米 Google 長山さんが日本に一時帰国したのを機に開催されたイベントのレポートです。
MFI が発表されたのは 2016年 でしたが、2017年はこの記事に限らず、MFI 関連の記事はどれも注目を集めました。
MFI の最新情報はこちらの記事になります。
『Googleのモバイルファーストインデックス、今はどんな状況?導入に向けて必要な対応まとめ』
MFI 関連記事の一覧はこちらでチェックしてください。
2 位
★『2人のGoogle社員が何でも答えてくれた――フレッドアップデート、PWA、重複コンテンツペナルティ、機械学習などなど #SMX West 2017』
第2位は、3月に米サンノゼで参加した SMX West 2017 での Google 社員を相手にした Q&A セッションのレポートでした。
ゲイリーとマリヤさんがウェブマスターからのさまざまな質問に答えてくれる一番人気のセッションです。
鋭いツッコミで彼らをタジタジにするダニーが引退し、その後 Google に入社してしまったので、「ゲイリー vs.ダニー」の対決がもう見られないのが残念です。
3 位
★『新たなスピード診断ツール、Test my siteをGoogleが公開。遅さが原因の想定ユーザー離脱率は何%?』
第3位には、予想外の記事がランクインしました。
アナリティクスを見ると、ダイレクトのトラフィックが異様に多くありました。
リファラーを渡さない環境のどこかで紹介されたのではないかと推測します。
いずれにしても、高速化には2018年も積極的に取り組みましょう。
4 位
★『GoogleがSEOスターターガイドを大幅改訂。7年ぶりの新版は何が変わったのか?』
この記事は12月中旬に公開したにもかかわらず、4位に食い込んだのは立派です。
ソーシャルでたくさんシェアされました。
SEO 上級者にとっては目新しい改編ではないとしても、SEOスターターガイドはときどき読み直すと新たな発見が意外にあるものです。
5 位
★『HTTPでフォーム送信するサイトにGoogleが警告を一斉送信、Chrome62から実装するセキュリティ警告に備えてHTTPS移行を促す』
HTTPS 移行を促す警告の送信をこの記事では伝えました。
この警告のもとになる Chrome のセキュリティ警告は、 10月にリリースされたバージョン 62 で実装済みです。
この期に及んで HTTPS 移行に無関心な人はよもやいませんよね?
6 位
★『高品質コンテンツに求められるのは”愛”――日本語検索独自の品質評価アルゴリズム更新についてGoogle社員が語った #inhouseseo』
1位を獲得した記事と同じイベントのレポートです。
Google の長山さんが残した名言が強烈なインパクトを与えたようです。
「どうやって愛を Google が評価するんだ?」というようなコメントも見ましたが、そういうことではないですよね。
本当に、ユーザーの役に立ちたい、悩み・問題を解決してあげたい、という愛情を持っていないと品質が高いコンテンツを作ることはできなということです。
“LoveRank❤” というランキングシグナルがあるわけでは決してありません。(笑)
7 位
★『なぜグーグルは低品質なまとめ記事を上位表示していたのか?【海外&国内SEO情報ウォッチ】』
Web担当者Forum の連載コラムの新着を案内した記事が トップ10 に入ってしまいました(汗
元記事を紹介するためにピックアップ記事の目次をリストしただけの記事です。
“googleads.g.doubleclick.net” を参照元にしたアクセスが非常に多くありました。
ヘルプを見ると、googleads.g.doubleclick.net は、「Google ディスプレイ ネットワークに表示される AdWords 広告(AdSense)からの参照」と書かれています。
この記事を PR する広告なんて僕は出稿していません。
いったい誰が???
【UPDATE】
記事下に掲載している AdSense 広告に含まれる関連記事からのアクセスでした(くろ さんからコメントで情報提供いただきました)。
8 位
★『先見の明があるならAMPよりもPWAに注目!? プログレッシブウェブアプリでウェブサイトのアプリ化が可能に』
PWA の記事は当然のごとく、トップ10入りです。
もっと上位でもいいくらいだと個人的には思います。
Google が力を入れているモバイルテクノロジーなので、PWA を扱った記事を昨年は数多く投稿しました。
Safari の Service Worker サポートもほぼ確実なので、2018年も PWA には注目です。
PWA 関連記事の一覧はこちらでチェックしてください。
9 位
★『表示速度が1秒→7秒で直帰率は113%↑、モバイル向けサイトのUXはとにかくスピードが命』
読み込みに 3 秒以上かかるページからは 53% のモバイルサイト訪問者が離脱する
Google が初めて公表したこのデータは、その後も至るところで引用されています。
通信環境が整備されている日本であったとしても、高速化は徹底的に追求したいものです。
10 位
★『Google、ウザい広告はChromeで表示しなくなることを決定。広告に関する問題のレポートをSearch Consoleで公開』
広告ブロック機能が Chrome に搭載されることを報じた記事が第10位にランクインしました。
2017年最後の記事では、続報を伝えました。
今年の2月15日から広告ブロックが始まります。
『Better Ads Standardsに準拠していないウザい広告をGoogle Chromeが完全ブロック、2018年2月15日から開始』
11 位
★『滞在時間50%↑、PV3.1倍、直帰率75%↓――AMP+PWAで楽天レシピが大成功! #IO17JP』
こちらはアクセス数が第11位の記事ですが、僅差でトップ10入りを果たせませんでした。
せっかくなので掲載します。
楽天レシピによる、PWA と AMP を組み合わせた成功事例が Google I/O 2017 で紹介されました。
日本のサイトが世界的なイベントで取り上げられるのは誇らしいですね。
以上です。
それではみなさま、2018年も『海外SEO情報ブログ』のご愛読をよろしくお願いします!