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「お酒を飲んだ後につい勢いで買わなくてもいいものを買ってしまった」、そんな経験はありますか?
「お酒を飲みながら、あるいはお酒をんだ後にオンラインショッピングする人が増えている」、このような興味深い記事をNew York Timesが伝えています。
かわいいところではAmazonで5ドル(約390円)のスマートフォンケースを注文した女性の話から、派手なところでは10,000ドル(約77万円!)のニュージーランドでのバイクツアーに明け方までお酒を飲んだ後に申し込んだ男性の話までがインタビューとして紹介されています。
女性は注文したことを覚えていなくてメールで知ったとのことです。
男性は、普段なら高くて手が出せないのにまさしく酔った勢いで申し込んでしまったそうです。
とはいえ、ともに後悔することもなく大満足している様子でお酒の力を借りたよい買い物だったことは確かなようです。
飲酒がオンラインでの購買に影響を与えるかどうかの調査は難しいのですが、サイトのトラフィックのパターン分析から影響を与えているに違いないと考えプロモーションに適合させているリテーラーも存在します。
eBayは、すべてのタイムゾーンで午後6:30〜午後10:30の間がもっとも賑わう時間帯で、飲酒が間違いなく影響していると幹部が述べています。
あるネットショップでは午後9時から購入が増え始め、またあるECサイトではピークが午後8時で、午後9時から深夜にかけての注文が前年と比較して増えています。
夜間に特別なプロモーションを提供するメールを配信したことがあるサイトも紹介されています。
・数量限定セールをしたファッションサイトのNeiman Marcus
・3日間ステイのプロモーションをしたLoews hotels
・毛布購入で2,000ドルのギフトカードをプレゼントしたGilt
酔った勢いで買い物してしまうというのは、日本でも当てはまるのかと問われれば、当てはまるように僕には思えるのですがどうでしょうか?
お酒を飲みながら実店舗で買い物することはあまり考えられませんが、自分の家でパソコン(やスマートフォン、タブレット、ガラケー)に向かいながらならグラス片手にネットでショッピンするというのはおおいにあり得そうです。
ネットの向こうにいるユーザーが酔っていい気持ちになっているかどうかを知る術はありませんが、夜の時間帯に特別キャンペーンを催すのは試してみる価値がありそうですね。
そういえば、楽天市場からナイトセールのメルマガがときどき届いているのを今思い出しました。
僕はお酒に弱いので家では飲まないからいつもスルーしてますがw