[レベル: 上級]
AMP ストーリーは、通常のページと同様に扱われます。
インデックスさせるためには、サイトマップや内部リンクが役立ちます。
加えて、コンテンツの量も影響しそうです。
AMP ストーリーのインデックスに役立つもの
AMP ストーリー専用枠の掲載のテストが(米国のモバイル検索で)始まったと聞いて、AMP ストーリーにさっそく取り組んでいるひともいることでしょう。
そんなふうに AMP ストーリーを公開したのだけれど、思うように検索結果に出てこないというサイト管理者に対して Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のようにアドバイスしました。
AMP ストーリーといっても、通常のページと同じように扱う。インデックスさせるには、通常のページと同様に次が役に立つだろう。
- サイトマップ
- 内部リンク
また十分な量のコンテンツも必要だ。
サイトマップ・内部リンク・テキストコンテンツ
AMP ストーリーといえど HTML で作成されたページなので、まずその URL を Googlebot が発見しなければなりません。
通常のウェブページと同じように、サイトマップや内部リンクで URL の発見を手助けすることができます。
また、ミューラー氏はコンテンツの量にも言及しています。
AMP ストーリーを構成するカードが 2、3 枚ではボリュームが少なすぎだろうし、特に、テキストのコンテンツの量も影響してきそうです。
AMP ストーリーは、画像や動画といったビジュアル要素が特徴ですが、検索エンジンのコンテンツ理解という観点からはテキストが大切になってきます。
検索結果に出したいのであれば、ビジュアルコンテンツだけではなくテキストコンテンツがどうしても必要になってきそうです。
画像を中心にしつつもキャプションとしてテキストコンテンツを加えることができるだろうし、完全にテキストだけのページを混ぜることもできます。
クエリとの関連性を高めることには、テキストコンテンツも影響を与えるだろうとは、AMP ストーリー チームの人からも AMP Conf のときに聞きました。
AMP ストーリーはまだ始まったばかりの新しい機能です。
検索における関連性をどのように評価していくかを Google も模索している段階のはずです。
AMP ストーリーをいち早く作成していたとしてもトラフィックの増加を目的とせず、むしろ今後の改善のために Google に協力してやっているくらいの感覚でいるといいかもしれません。