[レベル: 上級]
AMP Stories (AMP ストーリー) の v1.0 が公開され、すべての開発者が利用できるようになりました。
これまでは、申請してホワイトリストに登録してもらう必要がありました。
通常の検索での AMP ストーリー
AMP ストーリーは、本をパラパラとめくるようにして物語風に一連の情報を閲覧できる AMP の機能です。
文字ではなく、画像や動画をふんだんに使ったビジュアルさに特徴があります。
AMP ストーリーは、試験用の Google 検索でしか見ることができませんでしたが、今は通常の検索で見ることができます。
こちらは Washington Post(ワシントン・ポスト)の AMP ストーリーです(“Washington Post” でモバイル検索すると、AMP ストーリーのカルーセルが出てきます)。
AMP ストーリーのもう少し詳しい解説は、Web担当者Forum の連載コラムで確認してください。
冒頭でも説明したように、仕様に従って構成すれば誰でも AMP ストーリーを公開できるようになりました。
ただし、v0.1 で AMP ストーリーを構成している場合は、v1.0 に移行する必要があります。
移行方法はドキュメントで説明されています。
AMP ストーリー v1.0 の新しい機能
AMP ストーリー v1.0 では新しい機能がサポートされました。
ペイウォールやレスポンシブスケーリングなどの機能を追加していくとのことです。
ちなみに v1.0 になりましたが、まだ Experimental の段階で正式公開ではありません。
Instagram や Facebook、Snapchat のストーリーがアプリのなかだけで提供されるのとは対象的に、AMP ストーリーはブラウザで機能します。
専用のアプリが不要で、しかも HTML で作成でき、スマホでもタブレットでも、PC でも閲覧できるというメリットがあります。
さらに検索を通してユーザーに発見してもらえます。
画像や動画のようなビジュアルコンテンツが豊富なサイトは AMP ストーリーを試してみるといいでしょう。