フッターリンクとコンテンツリンクはどちらが評価が高いのか

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏によるウェブマスター向けのQ&Aビデオです。

前回の投稿から1ヶ月以上投稿がありませんでしたが、今日紹介するビデオの他にもアップされてるので再開ということでしょうか。

さて、今日取り上げるムービーのタイトルは、”Are links in footers treated differently than paragraph links?”
、『フッターのリンクは、パラグラフのリンクとは異なって取り扱われるのか?』という質問です。

「パラグラフリンク」とは、記事の文章の中から張られたリンクのことです。
メインとなるコンテンツにあるリンクと考えていいでしょう。

Are links in footers treated differently than paragraph links?

“もともとのPageRankの仕組みでは、リンクはトップにあろうがボトムにあろうが、またフッターに貼られていようがテキスト部に貼られていようが、すべて平等に取り扱っていたんだ。

でも、今使われているPageRankはもっと洗練されてきていて、フッターのリンクとコンテンツリンクの取り扱いを、異なるようにすることができる。

フッターリンクよりも、パラグラフリンクのほうをエディトリアルリンクとみなすことが可能だ。

Relivancy(関連性)、Reputation(評判)、Trust(信用性)などを考慮に入れて判断している。”

Matt Cutts氏は、「フッターリンクよりもパラグラフリンクのほうを高く評価する」と、はっきりとは言っていません。

しかし、パラグラフリンクは、”Editorial links(エディトリアル・リンク)“と呼ばれ、有料リンクや相互リンクや依頼されたリンクとは反対の、自発的なリンクである場合が多いので、より高く評価されると理解していいでしょう。

P.S.
ビデオのMatt Cuttsは髪の毛がありますが、僕がSESで会ったときには坊主頭でした。
なんでも、期限に間に合わずチーム内での賭けに負けたからだそうです。