Googleがリアルタイム検索の結果表示を拡張したことを先週伝えました。
拡張した項目に、「上位順の最新情報(英語では“Top links”)」セクションの追加があります。
「上位順の最新情報」に表示するユーザーは何を基準に選んでいるのだろうかと疑問に思っていたのですが、ツイートしたユーザーの“Authority”(オーソリティ)が大きく関わっていそうです。
Twitterのリンクがランキングに影響を与えていることをGoogleが明らかにしたとき、「ツイートした人によって、リンクをより重要視するように計算しているか」という問いに対してGoogleの中の人は次のように答えていました。
Yes we do use this as a signal, especially in the “Top links” section [of Google Realtime Search].
“はい、これを指標として本当に使っています。特に(Googleリアルタイム検索の)「Top links」セクションではそうです。”
太文字で強調表示した「Top links」は日本語版リアルタイム検索の「上位順の最新情報」に相当します。
Twitterのリンクが検索結果に影響していることがこのインタビューによって明らかになった時には、まだ「Top links」がなかったので(なかったはず)何を指しているか分かりませんでした。
今ならはっきりします。
Googleリアルタイム検索の「上位順の最新情報」の表示には、TwitterユーザーとしてのAuthor authorityが関係しています。
Googleの中の人の回答から判断すると、Author authorityがウェブ検索に与える影響はかなり小さいようですが、「上位順の最新情報」に与える影響は大きいようです。
リアルタイム検索からのトラフィックが今後は増えてくるかもしれません。
TwitterユーザーとしてのAuthor authorityを高めることにも取り組んでいきたいですね。
Author authorityには何が関わってくるかはほとんど情報がないのですが、次のような要因が関係してくるのではないかと個人的に推測します。
- フォロワーの数
- フォローしている数
- 誰がフォロワーか
- 誰をフォローしているか
- フォロワーの増加率
- フォローするユーザーの増加率
- フォローするユーザーとフォロワーの比率
- 含まれているリストの数
- ツイートの数
- リツイートする数
- リツイートされた数
- リツイートしたユーザー
- リツイートされたユーザー
- ツイート内のURL
- アクティブな期間
もっとありそうですが、こういうことを意識してTwitterを使うと楽しくなくなるのでこれくらいにしておきます。
「これも関係していそうだ」と他にも思いついたらツイートしてください。
そういう役立つツイートが、Author authorityを高めることに繋がるでしょう。w