[レベル: 中級]
Google のアプリやサービスと連携できる Bard の拡張機能が日本語でも利用できるようになりました。
英語では 9 月に導入されていた機能です。
Bard 拡張を有効にする
拡張機能は、右上にあるジグソーパズルのピースのアイコン(?)から有効にします。
次の Google アプリ/サービスと Bard を連携できます。
- Google Workspace
- Gmail
- Google ドライブ
- Google ドキュメント
- Google フライト
- Google ホテル
- Google マップ
- YouTube
Bard と会話を始める際に、@を付けることで各ツールを呼び出せます。
Bard が Google ツールから情報を取得
拡張を有効にしたら、ツールを指定して会話を始めます。
フライパンで作れるローストビーフの動画を YouTube から探すように Bard にお願いしてみました。
@youtube で YouTube を呼び出します。
要求に合った動画を Bard が YouTube から探し出してくれました。
YouTube を呼び出さずに同じ質問を尋ねると、従来のようにテキストベースで回答してきます。
Gmail のメールボックスを対象にしてやり取りもできます。
回答とともに、関連メールも提示します。
コンテキストを記憶しているので連続で会話できます。
ほかには、次のような使い道の例を Google は紹介しています。
- 自身の Gmail のメールから全員が都合良い日程を探し、リアルタイムのフライトとホテルの情報を検索するように Bard に質問
- Google マップで空港までの道順を確認
- 空港でのアクティビティに関する YouTube 動画を視聴
- Bard に「ドライブから 2023 年 6 月というタイトルの履歴書を見つけて、それを短い文章に要約して」と依頼して、新しいカバーレターを作成
Google のほかのアプリやサービスと連携できるのは、Bard の強みです。
自分だけの情報にもアクセスできるので、より一層パーソナルアシスタントに近づきました。
個人情報がどのように利用され、また保存されるのかが気になる人は、プライバシーと Bard についてのヘルプ記事を参照してください。