[レベル: 中級]
Bing チャットを、Google の Chrome と Apple の Safari でも利用できるようになりつつあります。
これまでは、Microsoft の Edge もしくは、(スマホアプリの)Bing または Microsoft SwiftKey AI キーボードを利用しなければなりませんでした。
選択したユーザーに試験提供
Chrome と Safari で完全に利用できるようになったわけではありません。
Microsoft の コミュニケーション・ディレクターである Caitlin Roulston 氏は、9To5Google の取材に対して次のようにコメントしています。
Safari および Chrome における Bing チャットへのアクセスを、他のブラウザでのテストの一環として、選択したユーザーに提供を開始しています。
標準的なテスト手順が完了次第、さらに多くのユーザーへアクセスを拡大できることを楽しみにしています。
選ばれた一部のユーザーが対象です。
僕の場合は、PC では、Safari から Bing チャットにアクセスできました。
Chrome からはアクセスできず、これまでどおり、Edge のダウンロードを促されました。
しかし、スマホの Chrome からは Bing チャットにアクセスできました。
制限あり
Chrome と Safari でも Bing チャットを使えるようになりましたが、制限があります。
チャットは 5 ターンが上限です。
5 回までしか会話を続けられません。
一方、Edge では 20 ターンまで会話できます。
長いやり取りをする場合には、途中で終了せざるをえないかもしれません。
また、2,000 文字が入力の上限の場合もあるようです(僕は、Edge と同じ 4,000 文字まで入力できた)。
もし、Bing チャットを利用するためだけに Edge を使っているとしたら、Chrome と Safari で Bing チャットが起動するかどうかを確かめてみましょう。
chat.bing.com からアクセスできます。