アドセンス広告は背景に溶け込ませても良かった

アドセンス広告は背景に溶け込ませてはいけないという記事と、その補足で、アドセンスの配色に関するガイドラインに触れました。

海外でも混乱が起こっていたのですが、WebmasterWorldで、Googleの代表AdSenseAdvisor氏が、この件に関してコメントを残しました。

I know some publishers are concerned about the use of the word blending here, i.e. using the background colour of your page as the background and border colour of your ads, and the ad text and links in the same or similar colours as your text. As several publishers have mentioned, blending is permitted. However, as stated in our programme policies, publishers should not rely on deceptive implementation methods to obtain clicks, as in the second scenario on the blogpost, where a group of links has identical colours and line spacing to that of the ad unit placed in the middle of them. The key is to never confuse the user into thinking ads are content.

“広告の背景や枠線の色としてウェブページの背景色を使ったり、コンテンツのテキストとして広告のテキストやリンクと同じあるいは同系統の色を使ったりするように、溶け込ませた文字の使用について心配しているアドセンス発行者がいるようです。何人かの発行者が言っているように、溶け込ませることは容認されます。ただし、プログラムポリシーで明言されているように、発行者はクリックを獲得することを目的として、だますような手段に頼ってはいけません。たとえば、ブログ記事の2番目のシナリオにあるように、リンクの集まりが同一色で、その真ん中に広告が挟まれているような場合です。気をつけなければいけないのは、ユーザーに広告がコンテンツだと思わせるように混乱させてはいけないということです。”

アドセンス広告を背景に溶け込ませることは、OKです。
ただ、ブログ記事の例にあるように、リンク一覧の中に、同じ色・形のアドセンス広告を挟んで、あたかも広告がリンク集の一部であるかのように見せかけたりするのは、完全にNGです。

AdSenseAdvisor氏は、コンテンツの一部と混同させてクリックさせるような配置・配色は、ポリシー違反だと強調しています。

一口に、背景色に溶け込ませるといっても、やり方によって容認される場合もあるし、規約に抵触する場合もあるということです。

「自分のサイトは大丈夫ですか?」とAdSenseチームに質問したいところですが、別のことで突っ込まれる危険があるので、恐くてできません。w