AMP (Accelerated Mobile Pages) に対応したモバイル検索をGoogleは全世界で開始したようだ。この記事を公開している時点では、Googleから正式なアナウンスは出ていない。リーク情報では2月24日の公開予定だったが、1日早い公開になった。
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Google、AMP対応のモバイル検索を2月24日に正式公開
Googleが、AMPに対応したモバイル検索を2月24日に正式公開する予定であることを、Advertising Ageが報じた。ただしGoogleは正式公開日についてコメントを拒否しているので、断定はできない。正式公開日が近づくなか、すぐにAMP対応すべきなのだろうか?
ユーザー登録・購読申し込み型のコンテンツにAMPが対応
AMPプロジェクトは、AMPコンテンツにおける有料型や購読式のコンテンツ提供に対応する仕組みを公開したことをアナウンスした。ユーザー登録や購読申し込みを必要とするコンテンツでも、AMPを利用できるようになった。
AMP対応したページだけをGoogleに公開しても問題なし、別URL構成のモバイルサイトではPC向けページにrel=amphtmlを設置
AMPページを単独で公開することが可能。一般的には、通常のウェブページがありそれに対応するAMPページを作るが、このペアは必須ではない。また、別URL構成でモバイル対応している場合は、PC向けページに rel=amphtml を設置する。
AMPコンテンツとしてGoogleモバイル検索に表示させるには、有効なAMPページと構造化データが必須
AMPコンテンツとして、Googleのモバイル検索結果に表示されるには次の2つが必須の要件になる。「AMP HTMLの仕様に従った有効なAMPページであること」「schema.orgを用いた構造化データを実装していること」。#development=1 をURLに付けたバリデーションチェックや構造化データ、Search ConsoleのAMPエラーレポートで有効性を検証できる。
AMP (Accelerated Mobile Pages) 導入前に知っておくといい話
Googleのジョン・ミューラー氏が、英語版の公式ヘルプフォーラムでAMPについて質問したユーザーに情報を提供した。AMP導入を検討している人の参考になるので紹介する。
AMPが広告とGoogleアナリティクスをサポート開始
AMP (Accelerated Mobile Pages) プロジェクトは、広告と解析ツールのサポート状況を公式ブログで説明した。発表直後は未サポートだった、AMPページでの広告表示とAMPページのアクセス解析が可能になりつつある。
ユーザーには見えてGooglebotには見えないインタースティシャルはクローキングになるのか?
ユーザーには見えるけれど、Googlebotには見えないインタースティシャルはクローキングとしてみなされるのだろうか? クローキングになる可能性はそう高くはなさそう。しかしユーザー体験を損ねる可能性は高そう。今の楽天市場がこんな状況にある。
「AMPはモバイル向けページの置き換わりではない」、現役Google社員がAMP不要論に反論
AMPを話題にした、SEO会社の代表と、Googleの現役社員と元社員の間で交わされた、Twitterでの面白い会話を紹介する。モバイルフレンドリーに構成して高速化にも取り組んでいるのであれば、AMPは不要だという意見に対してGoogle社員が反論した。AMPは“超”高速化を実現する新しいコンテンツ配信システム。
モバイル検索結果からアプリを直接インストールできる機能をGoogleがテスト中
検索結果を離れることなく、そこからアプリを直接インストールできる機能をGoogleはテストしている。通常は、検索結果に出てきたアプリをタップした後にいったんGoogle Playにジャンプして、Google Playのサイトでインストールを実行する。