SemTechBiz 2014 カンファレンスでのschema.orgをテーマにした基調講演のレポート。スピーカーはGoogleのRamanathan V. Guha氏。グーハ氏は、立ち上げ時から大きく関わっているschema.orgの中心人物の1人。schema.orgの成り立ちと現状、これからについて語った。
構造化データ
SEOはテキストの最適化からエンティティの最適化へ at #SemTechBiz 2014
SemTechBiz 2014 カンファレンスのセッションレポートの第2弾。スピーカーはビル・スロースキ氏。テキストを対象にしていた以前のSEOからエンティティが加わった現在のSEOへ。エンティティの監査とエンティティの最適化が重要になってくる。
セマンティックウェブで検索エンジンはアンサーエンジンへと進化する at #SemTechBiz 2014
8月19日〜21日に米サンディエゴで開催された SemTechBiz 2014 に参加した。検索におけるセマンティックをテーマにしたセッションをレポートする。ウェブページを返す検索エンジンから、データをもとにしてアンサーボックスやナレッジグラフといった回答を返すアンサーエンジンに変貌してきている。またセマンティックにより検索エンジンはパーソナルアシスタントになってきている。
JSON-LDをschema.orgで使うときの注意点とよくある質問
schema.orgを記述する際のフォーマットとしてJSON-LDを使うときの注意点の説明とよくある質問への回答。
【徹底解説】JSON-LDを使ったschema.orgの記述方法
シンタックスとしてJSON-LDを用いたschema.orgの記述方法について詳細に解説する。JSON-LDとは、JSON-LDをベースにしたLinked Dataを送信するためのシンタックス。シンプル性が特徴でschema.orgのシンタックスとしても用いられる。
Google、事実をスニペットに表示する構造化スニペット (Structred Snippets)を導入
Googleは、Structred Snippets と呼ぶ新しい機能を導入したことをGoogle Research Blogでアナウンスた。Structred Snippets(日本語では「構造化スニペット」?)、ユーザーにとって関連していて興味を持ちそうな事実としての情報を、検索結果のスニペットに組み込む機能。数週間前からすでに導入されており、このブログでも記事にしている。
米Google、ウィキペディアからの検索結果スニペットに“事実”を表示
米Googleでは、Wikipediaのページが検索結果に表示される場合、検索クエリによってはそのクエリに関する“事実” (Fatcs) がスニペットの下に表示されるようになった。そのエンティティに関する事実を抽出するGoogleのセマンティック技術の発展を垣間見ることができるという点では興味深い機能と言えそうだ。
schema.orgを使ってGoogleの検索結果にサイトリンク検索ボックスを表示させよう
Googleは、検索結果でのサイト内検索ボックスの表示方法を改良した。オートコンプリートも利用可能。schema.orgのpotentialActionプロパティでマークアップすることで表示を促すことができる。
ナレッジグラフからナレッジヴォールトへ 〜 Googleが描く未来の検索がまた一歩近づく
Googleは、“Knowledge Vault”(ナレッジ・ヴォールト)と呼ぶ次世代の知識ベース (Knowledge Base) を開発中だとのこと。ナレッジ・ヴォールトは、事実を自動で収集する点で既存の知識ベースとは異なる。ナレッジ・ヴォールトにより未来の検索がまた一歩近づくだろう。
企業・店舗の電話番号と営業時間のGoogleワンボックスが日本でも表示される
企業や店舗の問い合わせ電話番号や営業時間を表示するワンボックス/アンサーボックスが、日本のGoogle (google.co.jp) でも表示されるようになっていることを確認した。正しい情報を表示させるためには、schema.orgでマークアップするかGoogle+ローカルページの情報を正確に登録しておく。