GoogleのSEOに必須のツール、Googleウェブマスターツールの認証の仕組みが変わったと、Google Webmastre Central Blogでアナウンスがありました。
1.metaタグ認証
サイト所有者としての認証方法の1つとして、指定されたmetaタグの挿入があります。
これまで、認証用のmetaタグは、Googleアカウントに登録したメールアドレスに一部基づいて生成されていました。
なので、メールアドレスを変更するとmetaタグも変ってしまい、metaタグを置き換えなければならなりませんでした(鈴木注:知らなかった)。
現在は、メールアドレスとのひも付けがなくなり、メールアドレスを変えてもmetaタグは同じままで大丈夫です。
2.HTMLファイル認証
metaタグではなく、指定されたHTMLファイルをサーバーにアップロードして認証する方法もあります。
通常、ウェブサーバーは存在しないページがあった場合404エラーを返します。
しかし、404を返さないサーバーも存在し、この場合はHTMLファイルでの認証が行えません。
存在しないページのチェックがなくなり、認証プロセスが簡略化されました。
HTMLファイルをダウンロードして、そのままサーバーにアップするだけです。
以前は、認証用のHTMLファイルは自分で作らなければならなかったはずです。
今は、リンクをクリックすると作成済みのファイルがダウンロードできます(中に1行コードが書いてありました)。
すでに正しく認証が完了している場合は、何もする必要はありません。
今回の変更は、これからの認証に適用されます。
バックグラウンドでの仕様変更なので、知っていなくてもいいということになってしまいますね。(笑)
ただし認証用のmetaタグをシステム側で設定するようなサイトでは、不具合が起こることもあり得るそうです。
現に、Google Sitesでは問題が発生しており現在対応中です。
また、今まで認証できていたのに突然「未確認」になってしまった時は、少し様子を見たのち、metaタグまたはHTMLファイルの置き換えを実行したほうがいいかもしれません。
もう1つ変更があります。
複数のユーザーで1つのサイトを管理している場合は、管理画面に自分以外の管理者のメールアドレスが表示されるようになります。
他の管理者に今使っているメールアドレスを知られたくない場合は、今のうちに変えておくようにとのことです。