Googleウェブマスターツールに、「サイトのパフォーマンス」を調べる機能が追加されました。
「サイトのパフォーマンス」は、サイトがどのくらい速く表示されるかを示します。
Google Webmaster Central Blogで昨日アナウンスがあり、すでに利用可能になっています。
平均の読み込み時間、個々のページの読み込み時間(のサンプル)、短縮方法を表示してくれます。
僕のサイトは平均より遅いみたいです。(ーー;
アナウンス直後にチェックしたときは、平均より速いと出ていたので、微妙なラインに位置しているのかもしれません。
GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、ウェブページの読み込み時間をランキングのアルゴリズムに入れると、PubConで公表しました。
昨日お伝えしたGoogle Analyticsの新しいトラッキングコードは、ページのロード時間を短縮するのにも効果があります。
Googleは、Webページの通信規格であるHTTPプロトコルの拡張としてSPDYというプロトコルを開発しました。
SPDYを使用すると、ページ読み込み速度を最高で64%短縮できたそうです。
さらに、Googleはオープンで利用できるDNSを公開しました。
ウェブマスターツールの「サイトのパフォーマンス」のレポートにもあるように、DNSへのクエリも表示時間に影響を与えます(個人的には、気にするほどの程度なのかという疑問もありますが)。
プロバイダが提供するDNSではなく、Googleが提供する性能の良いDNSを使えば、より速く安定した通信を確保できることが狙いです。
(ちなみに、Googleの公開DNSは「8.8.8.8」と「 8.8.4.4」です。さすがGoogle、クラスAのグローバルIP。)
読み込み時間とコンテンツの善し悪しは関係ないという批判もありますが、このようなサービスやツールを提供してくるということは、ウェブページの高速化推進に対して、Googleは本気なのではないでしょうか。
来年、2010年はより速いサイトが上位に出てくるかもしれません。
最後に、海外製ですが、ページの読み込み時間を調べるツールを紹介しておきます。