[レベル: 中級]
通信が安全ではないことを警告する警告ラベルをすべての非 HTTPS ページ(HTTP ページ)に対して 7月末にリリースされた Chrome 68 が表示するようになりました。
しかしこれはデスクトップ版での話です。
モバイル版 Chrome ではどうなっているのでしょうか?
実は、Android 版 Chrome でも警告メッセージを見ることができます。
でもデスクトップ版 Chrome のような “警告” を示すような視覚的に強い要素は持ちません。
Android 版 Chrome でも見られる HTTP ページへの警告メッセージ
Android 版 Chrome でも非 HTTPS ページへの危険性を示すメッセージを確認することができます。
非 HTTPS ページを閲覧していると、アドレスバーに「i」マークが表示されます。
これをタップすると、通信が保護されていないことを説明するメッセージが出現します。
内部的に Chrome をブラウザとして利用している Google アプリも直近のアップデートで同様の動作になりました。
「i」マークをタップすると同じように警告メッセージが現れます。
インパクト ゼロ?
何かの拍子に気付かない限りは、i マークをタップする一般ユーザーがいるとは思えません。
スマホの Chrome では、HTTP のままだったとしても影響を受けることは PC 以上になさそうです。
だからといって、HTTP のままでいいということでは決してないのですが、スマホからのウェブ閲覧の方が多くなっているサイトが増えているのに、安全ではない HTTP に対してスマホ版 Chrome が厳しくないのは不思議な感じがします。
スマホ版 Chrome の非 HTTP ページの扱いの計画を僕は知らないのですが、どこかで Google は公表していますかね?
P.S.
最新の iOS 端末を僕は所有していません。
iOS 版の Chrome と Google アプリではどうなっていますでしょうか?
【UPDATE】
iOS では Chrome には i マークが表示され、Google アプリには表示されないとのことです。
宮義明さんからコメントで情報提供していただきました。
ありがとうございました!