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コア アルゴリズムのアップデートを今週始めたことを Google 検索の SearchLiaison が Twitter でアナウンスしました。
This week, we released a broad core algorithm update, as we do several times per year. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see these tweets for more about that:https://t.co/uPlEdSLHoXhttps://t.co/tmfQkhdjPL
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2019年3月13日
年に数回やっているように、コア アルゴリズムのアップデートを今週実施しました。こうしたアップデートに関する私たちの指針は、以前にも説明したとおりで変わりはありません。詳しいことはこちらのツイートをご覧ください。
3/12 にグローバルで実施、やや大き目の順位変動が発生中
今週というのは、具体的には現地時間（太平洋夏時間）の 3 月 12 日とのことです。
時差の関係で日本ではすでに 3 月 13 日になっていたかもしれません。
グローバルでの実施になります。
つまり、日本の Google 検索にも影響します。
今のところは大変動とは言わないまでも、比較的大き目の順位変動が発生しているようです。
アップデートの直後は、数日から数週間にわたって調整が続くこともあります。
したがって、どんな影響があったかを判断するにはまだ時期尚早でしょう。
コア アルゴリズムへの対応は不変
個人的には、コア アルゴリズム アップデートのこうしたアナウンスは不要だと感じています。
「アルゴリズムを追うな」と Google は僕たちに常々言っているくせに、こんなふうに告知されたら意識を向けざるを得ないからです。
それでも大きな変動が起きると Google が何かやったのでは？ と騒ぎになることも多く、透明性を確保するために案内しているのだと SearchLiaison の Twitter アカウントを運用している Danny Sullivan （ダニー・サリヴァン）氏は説明していました（直接聞いた）。
と同時に、コア アルゴリズム アップデートの際はこれにあわせて何かするのではなくむしろ何もしてほしくないともサリヴァン氏は言っていました。
騒がせておいて何もするなは矛盾しているような気もするのですが、アップデートで影響を受けたとしてもそれはサイト側に問題があるとは限らず、Google 側の都合でアルゴリズムを改良しただけという場合もあるからだそうです。
SearchLiaison がツイートに残した、”いつもの指針” に関してはこちらの記事を参照してください。
- Google、2018年3月上旬にコアアルゴリズムのアップデートを実施。順位下落の対処方はすばらしいコンテンツを作り続けること以外になし
- Google、広範囲なコア アルゴリズム更新を実施。対策は常に1つ――コンテンツの品質改善
- Googleコアアルゴリズムで順位が下がったとしても、必ずしもコンテンツ品質に問題があるとは限らない
- Google、コアアルゴリズムのアップデートについてアドバイス――特別な対応は不要、評価ガイドラインを読む
【UPDATE】
公式な名称を “March 2019 Core Update”と Google が定めました。