今日も、Google, Matt Cutts(マット・カッツ)氏のウェブマスター向けQ&Aビデオの紹介です。
これまでは、ずっと同じ赤色のポロシャツを着ていましたが、水色のTシャツに変わりました。
1日に複数のビデオを撮影していたためで、Google Webmaster Central Chanelでビデオを公開してからずっと同じ服装だったのを指摘されていたそうです。
さて、気になるテーマは、「ページのロードタイム(読み込み時間)は、ランキングに影響するか」という問題です。
すぐに表示されたほうが評価が高いのか、逆に読み込みに時間がかかるとマイナス評価を受けて検索順位が下がるのか、どうなのでしょう。
結論から言うと、ページの読み込み時間はランキングに影響を与えません。
もっとも、ページを読み込むのに20秒も30秒もかかったとしたら、タイムアウトしてしまい、Googleがページを取得できないでしょう。
そんな場合は、インデックスすらできませんから検索順位も何もありません。
ですが、2,3秒の差は何も違いを生むことはありません。
しかしながら、「現在は」という条件がつきます。
将来的にはどうなるか分かりません。
もし、ユーザーがより早い表示を望むようになれば、読み込み時間がランキングを決めるための要素の1つになることはありえます。
40個ものJavascriptを読み込ませたり、巨大なイメージファイルを読み込ませるのはやめておいたほうがいいでしょう。
1つのファイルに統合したり、最小のサイズに縮小しておくべきです。
サーチエンジンのためではなく、ユーザーエクスペリエンスの向上のために、速やかなページ表示を心がけておくと、来るべき時にも慌てることがなさそうです。