外部リンク(被リンク)獲得は、勝手に集まれば問題になりませんが、ほとんどの場合なかなか面倒な作業です。
一方内部リンクは、自サイト内のリンクですから自分でいくらでもコントロールできます。
SEOでは内部リンクも外部リンクに負けず劣らず重要だと、以前にも投稿したことがあります。
「外部リンク」と「内部リンク」の取り扱いが、同じかどうかは議論が分かれるところですが、内部リンクが重要なのは間違いありません。
WebmasterWorldのアドミニストレータ、tedster氏のコメントを引用します。
Internal links do have anchor text influence, and they do pass PR around the site. But I’d say they are not treated “exactly” same as external links. How exactly their treatment differs is a bit of a Google secret, and it also seems to shift around a bit. For example, I’d say many internal links get a lot less individual weight than a single external backlink would, especially if they are in the page template (menus and footer links.)
“内部リンクは、実際にアンカーテキストの影響力を持つし、サイト中にページランクを渡す。しかし、外部リンクと完全に同じように取り扱われるわけではないと言えよう。外部リンクと内部リンクの取り扱いの厳密な違いは、グーグルのトップシークレットだし、多少変化しつつあるようにも見える。たとえば、内部リンクの多くは、外部リンクよりも1本1本の重要性が下がってきているようだ。特に、メニューバーやフッターのようなテンプレートにある内部リンクがそうだ。”
一般的には別のサイトからもらった外部リンクのほうが、被リンクとしては価値があるでしょう。
でも内部リンクの価値が下がってきているかもしれないとはいえ、PR0のページからの外部リンクよりも、PR5のページからの内部リンクのほうがずっと価値があるように思えます。
記事中に埋め込んでおけば、サイト内の関連ページへのトラフィックも誘導できます。
この海外SEO情報ブログでも、記事中の語句や文に別エントリーへのリンクを頻繁に張っています。
内部リンクも使い方によっては、有効なSEOになるはずです。
今一度、自分のサイトの内部リンク構造をチェックしてみてください。