Googleにペナルティを受けてしまったときは、ガイドラインに違反した部分を修正してGoogleウェブマスターツールから再審査リクエストを送信します。
送信した再審査リクエストは、きちんとGoogleのなかの人に読まれているのでしょうか?
返信が来たとしても、それは自動返信によるメッセージなのでしょうか?
WebmasterWorldのスレッドでGoogleのPierre Far(ピエール・ファー)氏が、再審査リクエストの処理について次のように説明しています。
- 再審査リクエストを読んで返信する専門チームがある。
- すべての再審査リクエストを読むとは限らない。
- たとえば、毎日いっせいに再審査リクエストを送りつけてきたとしたら最後のだけを読むかもしれない。
基本的にはすべての再審査リクエストをチェックするようにしているようです。
でも大量に送信してくるような場合など、無視することもあるとのことです。
さすがに再審査リクエストスパムを相手にできないですね。
SMX Advancedで、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏とRiona Macnamara(リオナ・マクナマラ)さんに再審査リクエストについて直接聞いた時も、処理するチームがあって日本語の再審査リクエストはきちんと日本語を理解するスタッフのもとに送られると言っていました(日本語インターフェイスから送るとより確実とのこと)。
再審査リクエストの受領メッセージや手動ペナルティではないことを通知するメッセージは、ともすると自動返信かもしれませんね。
あるいは読んだとしても、“ポチッ”とボタンをクリックして定型文を返すだけかもしれません。
いずれにしても、Googleからペナルティ通知を受けた後に再審査リクエストを送信したときは、悪質でない限り少なくとも見てはもらえていると考えてよさそうです。
大量に送りつけるのはNGですが、送信後に新たに修正を追加した場合は再度送っても構わないとピエール・ファー氏は説明していたこともお伝えしておきます。
再審査リクエストの適切な送信手順については以前に書いたこちらの記事を参照してください。