[対象: 初級]
文字数が少ない短い記事だとGoogleには薄っぺらいコンテンツとしてみなされてしまうのではないか?
英語版のGoogleウェブマスター向けフォーラムで上のように心配したサイト管理者に対してGoogle社員のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のようにアドバイスしました。
ページや記事の語数をGooglebotは単に数えているわけではないから安心していい。短い記事だったとしてもユーザーの役に立ったり人を惹きつけたりすることがありえる。たとえば私たちはTwitterもクロールしインデックスする。でもTwitterは長くても140文字だ。
そうは言っても、あなたのサイトをすごく気に入っているユーザーがいて定期的に関わってきているなら、記事に関してコメントを共有してもらうことはそのページに新たな情報を追加するためのとてもすばらしい手段になる。
短い記事が長いディスカッションの引き金になることだって時にはあるし、そういったディスカッションを検索で探すユーザーも時にはいる。
とは言うものの1つ付け加えたいアドバイスがあるとすれば、コンテンツは、書き直したり自動生成されたりしたものではなく本当に独自のものであってかつ質が高いものでなければならないということだ。
Googleは文字数でコンテンツを評価しているわけではありません。
文字数が少ないから悪い、文字数が多いから良い、そんな単純なものではないというのはよく考えれば(よく考えなくても?)分かる話ですよね。
「検索エンジンに評価されるには記事は何文字以上が必要ですか?」
「重複コンテンツにならないためには記事の何%を変えなければなりませんか?」
SEOで考えるべきでないことをSEOで解決しようとしている、くだらない質問の典型です。
必要な文字数は、あなたが伝えたい情報をユーザーに対してそのページで伝えるのに必要な文字数です。
200文字で収まるなら200文字になるだろうし、1,000文字かかるなら1,000文字になるでしょう。
検索エンジンは、大学入試の小論文のように一定の文字数を課してはいないのです。
とは言っても、何かを伝えようとしたらそれなりの文字数は通常は必要になりますよね。
サイト内のすべてのページのコンテンツが100文字以内に収まるかと言ったら普通は考えづらいです。
あるとしたら自動でツイートを引っ張ってくるようなサイトでしょうか。
文字数以前にオリジナルかどうかという点で質を担保できていないでしょう。
画像中心のサイトも文字数が少なくなりそうですが、画像自体がオリジナルであり、短くてもいいのでそれぞれの画像を説明した紹介文があれば問題ないですね。
僕なんかは余計なことまで書いてムダに文字数が多くなり記事が長くなってしまうタイプです。w
なのでここで終わりにします。
記事タイトルは“釣り”っぽく「文字数が少なくても上位表示はできる」としましたがこの記事であなたに僕が伝えたいことは以下の2つです。
- コンテンツの良し悪しは文字数で決まるわけではない。
- 必要な文字数はあなたがユーザーに伝えたい情報を伝えるのに必要な文字数である。