[レベル: 中級]
この記事では、テキスト フラグメントが付いた URL を簡単に作成するブラウザの拡張機能を紹介します。
テキスト フラグメント (Text Fragment) は、#:~:text=
形式のフラグメントを URL に追加することで、ページ内の特定の場所へ移動するリンクを作る仕組みです。
さらに指定した範囲のテキストをハイライト表示します。
Chrome 81 が初めて実装しました。
テキストフラグメント付き URL を作成する Chrome 拡張を以前に紹介しましたが、そのほかのブラウザでも同様の拡張やアドオンが公開されています。
テキスト フラグメント URL 作成ブラウザ拡張
テキスト フラグメント URL 作成する各ブラウザの拡張/アドオンはこちらからインストールできます。
どれも、Google のエンジニアである Thomas Steiner(トーマス・シュタイナー)氏が開発しました。
お使いのブラウザにインストールしておけば、テキスト フラグメント付き URL をサクッと作れます。
テキスト フラグメント URL をサポートするブラウザ
残念なことにと言うべきか、テキスト フラグメント 付きの URL をサポートするブラウザはまだ限られています。
主だったブラウザでは次のとおりです。
- Chrome
- Edge
- Opera
Safari はともかくとして(笑)、Firefox も未サポートです。
レンダリング エンジンに Blink を採用しているブラウザだけですね。
サポートしないブラウザでテキスト フラグメント付き URL を作っても利用価値があまりないかもしれませんが、Chorme ユーザーがアクセスする際にはテキスト フラグメント付き URLはとても便利です。
また、サポートしていないからといって不具合があるわけではなく、通常どおりページが開くだけです。
利用しているブラウザに合わせてインストールしてみてください。
[H/T] Chrome Developers