僕がメインで使うブラウザはFirefoxだったのですが、最近はGoogle Chromeに移りつつあり6:4かそれ以上の割り合いで今はChromeを使うことが多くなっています。
起動の速さに加えて、”Extension“(エクステンション)という拡張機能も続々と登場し、自分の用途に合わせたカスタマイズも可能になってきたのが大きな理由です。
しかしそうは言っても、Firefoxのアドオンには長年の歴史と実績があり、その種類の豊富さはまだまだChromeエクステンションの及ぶところではありません。
このブログでも何回かSEOに便利なアドオンを紹介してきました(今は使ってないのも結構ありますが)。
今日紹介するのは閲覧中のページに存在する内部リンクと発リンクの情報をレポート表示するFireLinkReportというアドオンです。
Search Engine Journalでピックアップされていました。
※FireLinkReportはFirebugの拡張機能なので、Firebugのインストールが事前に必要です。また、”experimental”(テスト公開)の段階なので不安な方はインストールしないでください。
日本語化されていませんが使い方は簡単です。
Firebugを起動すると「Links」というメニューが追加されているので「有効化」し「Run」で実行するだけです。
ウィンドウ下にレポートが出力されます。
各項目を解説します。
- Internal & External: 内部リンクと外部サイトへの発リンクの両方を表示
- Internal : 内部リンクだけを表示
- External: 外部サイトへの発リンクだけを表示
- Absolute & Relative: 相対パスと完全URLの両方のURLを表示
- Absolute: 完全URLだけを表示
- Relative: 相対パスのURLだけを表示
※相対パスと完全URLの違いはWeb担で解説してます(海外記事の2つめ)
- URL:リンク先のURL
- Text:アンカーテキスト(画像の場合はimgタグ)
- Title:title属性
- Nofollow:nofollowが付いているかどうか
- External:発リンクかどうか
- Absolute:完全URLかどうか
レポートのリンクを選択すると該当リンクが赤枠で囲まれます。
目的のリンクがページのどこにあるのか分からない時に重宝します。
「どこにあるんだ~?」とイライラしながら探すことってありませんか?(笑)
自分のサイトにリンクを張ってもらったときにページのどこから何というアンカーテキストでリンクされているかや、ライバルのサテライトサイトが他にどんなサイトへリンクを張っているのかを調べたり、クライアントが変なサイトへ不注意にも発リンクしていないかチェックしたりするときなどいろいろな目的で使えそうです。