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Google アシスタントでユーザーが使うクエリは検索で使われるクエリよりも 20 % 長い
Google アシスタントに関するこんなデータを、先週参加した Conversational Interaction Conference で、Google のエンジニアである Dan Myers(ダン・マイヤー)氏が共有しました。
この記事で紹介します。
Google アシスタントにまつわる 4 つの事実
マイヤー氏が共有したのは Google アシスタントにまつわる次の 4 つの事実です。
アシスタントのクエリは検索よりも 200 倍 会話形
Google アシスタントで使われるクエリは検索で使われるクエリよりも 200 倍 会話形式だそうです。
検索ボックスに打ち込むのは、人と話すようにではなく検索向けに単語、単語で打ち込みますね。
ですが、Google アシスタントは人に話しかけるように操作できます。
普通の会話で操作できるのが、Google アシスタントに限らず Apple Siri や Amazon Alexa などデジタルアシスタントの最大のメリットと言えます。
アシスタントのクエリは検索よりも 20 % 長い
Google アシスタントでユーザーに使われるクエリは検索で使われるクエリよりも 20 % 長いとのことです。
会話形のクエリになるので納得ですね。
アシスタントのクエリは 40 倍アクション型になる傾向にある
Google アシスタントで使われるクエリは、検索の場合よりも 40 倍アクションを命令するクエリになる傾向にあるそうです。
「YouTube を開いて」や「音楽をかけて」「明日 ○ 時に起こして」などですね。
僕も、自宅にある Google Home では何かを調べるよりもアクションを実行させるために使う場合が断然多いです。
デジタル アシスタントは外で利用される
デジタルアシスタントは家の中よりも外出中に利用されるとのことです。
具体的には、次のデータをマイヤー氏は提示しました。
- スマートフォンでのデジタルアシスタントの使用事例の 76 % は家の外
- そのうち 54 % は車の中
外出先での利用が多いのは、経路を調べたり近くのお店を探したりする場面が多いからですかね。
スマホではタイプするよりも音声で操作したほうが、ずっと手っ取り早いです。
そして、運転中はタイプすることができないので音声での操作は非常に便利でしょう。
Google のダン・ マイヤー氏が公開した Google アシスタントに関するデータは以上です。
資料やプレゼンのデータとして利用できそうです。