Googleが、検索結果ページの形態をガラリと変えるかも知れません。
今までのように、検索キーワードにより関連性のあるサイトを上から順に表示するのではなく、同じカテゴリごとにグループ化して表示させるのです。
上のスクリーンショットは、「dvd players」というキーワードでのSERPS(検索結果ページ)です。
検索結果のスペースには、「Comparison Shopping(ショッピング比較)」、「Reviews(レビュー)」といったカテゴリごとに、関連サイトがグループ化してまとめられています。
「Comparison Shopping」カテゴリの最後には、「More Comparison Shopping(ショッピング比較をもっと見る)」というリンクが見えます。
画面の右上には、「Turn OFF Categories for these results(この検索結果のカテゴリをオフにする)」という選択肢が見えるので、通常検索に戻すこともできそうです。
他のカテゴリとして、次のようなものがあるようです。
- References(参考文献)
- News(ニュース)
- Manufacturers(製造業者、メーカー)
- Blogs(ブログ)
先日、Webmaster Toolsのリンク更新が行われましたが、それとは別の変更も行われたようで、この検索結果のグルーピングと関係があるかもしれないとの推測もあります。
グーグルの検索結果カテゴライズは、今年の4月にテストが始まっていました。
もし、本当に導入されれば、検索結果がガラリと変化するでしょう。
それまで、1ページ目に表示されていたサイトが2ページ目、3ページ目ということもおおいに考えられます。
ユーザーの立場からすると、自分の欲しい情報がより見つけやすくなるという点で歓迎ですが、上位表示を狙うウェブマスターの立場からすると、新たなSEO対策が必要になることでしょう。