Googleがユーザーに親切な検索機能を、またひとつ追加しました。
検索ボックスにアドレス(URL)を間違って入力した場合に、正しいと思われる候補を提示してくれます。
たとえば、「www.suzukikeichi.com」(kenichiのnがない)と検索してみると、下のような結果ページが表示されます。
「www.suzukikeichi.comとの一致はありません。」と言われるものの、正しいと思われる「www.suzukikenichi.com」が結果として表示されます。
Google Operating Systemブログによれば、ブラウザのアドレスバーとサーチエンジンの検索ボックスを同じものだと理解していて、検索ボックスにURLを入力するユーザーが多く、ユーザーがURLの入力を間違えた時の補正を目的としているとのことです。
SEOBook.comのAaron Wall氏は、この補助機能ついてファイル名の修整が不適切だったり、.comをcm、netをntとスペルミスしたときの修整ができていないと、批評しています。
まだ改善の余地はありそうです。
ただ、この海外SEOブログに関しては、「www.suzukikenichi.cm」で検索した場合でも修正候補を表示してくれます。
Aaron Wall氏は、ASP.netやwww.ebay.comを例に挙げているので、メジャーなドメインについてはスペルミスを含んだウェブページが多いため、修正候補が表示されないのではないしょうか。
このアドレス修整機能によって、打撃を受けるウェブマスターが出てくるかもしれません。
それは有名なドメインのミススペルのドメインを所有して、入力間違いのユーザーのアクセスを待ち構えているウェブマスターです。
著名なドメインの1字違いのドメインは、海外では高値で売買されています。