[レベル: 上級]
カルーセルを検索結果で表示するための構造化データのドキュメントを Google は公開しました。
カルーセルの構造化データをマークアップすると、関連アイテムを水平方向にスクロールして掲載する特殊なリストスタイルのリッチリザルトを検索結果に表示できます。
📷レストランのカルーセル
ローカルビジネスと商品、イベントがカルーセルの対象
構造化データによりカルーセルを検索結果に表示できるのは次のタイプです。
LocalBusiness
(ローカル ビジネス)とそのサブタイプRestaurant
(レストラン)Hotel
(ホテル)VacationRental
(民泊)ほか
Product
(商品)Event
(イベント)
EC サイトやレストラン・トラベルのポータルサイト、チケット販売サイトが主な対象になるでしょうか。
ItemList でカルーセルを実装
カルーセルを表示するには、各構造化データのガイドラインに従った構造化データのマークアップが前提で、さらに ItemList
タイプを追加してカルーセルに含めたいアイテムを指定します。
メインとなるタイプに応じて利用できるプロパティは異なってきます。
たとえば、名前 (name
) や画像 (image
) のプロパティはすべてのタイプで必須です。
一方で、ホテルなら特徴的なアメニティを指定するプロパティ (amenityFeature
) を利用できます。
カルーセル構造化データを正しく実装できているかどうかは、リッチリザルトテストで検証します。
検索結果にカルーセルを掲載できれば、関連するアイテムと情報をより多く表示できます。
クリック率アップを期待できます。
カルーセル対象の商品、サービスを扱っているなら実装してみましょう。
カルーセル構造化データの技術ドキュメントはこちらで読めます。