[レベル: 上級]
組織のロゴを指定する構造化データの画像フォーマットに .svg
と .webp
を Google は追加しました。
これまでサポートしていた画像フォーマットは次の 3 種類でした。
.jpg
.png
.gif
.svg
と .webp
を合わせて、5 種類の画像フォーマットを現在はサポートしています。
ロゴ構造化データはナレッジパネルの画像に使われる
ロゴの構造化データを設定しているサイトは多くないかもしれません。
ロゴの構造化データを schema.org でマークアップしていると、Google の検索サービスで利用されます。
代表的な使われ方はナレッジパネルのロゴです。
構造化データで設定したロゴを Google は必ず使うわけではありませんが、強いシグナルとして参考にします。
自社のナレッジパネルのロゴが適切な画像になっていなければ、構造化データで指定するといいでしょう(構造化データをマークアップするページはトップページでも会社案内ページでも任意のページでかまいません。すべてのページにマークアップする必要はありません)。
SVG と WebP をサポート
冒頭で説明したように、.svg
フォーマットと .webp
フォーマットの画像を現在はサポートしています。
もし、これらの画像フォーマットでロゴを作成しているのであれば使うことができます。
.svg
も .webp
も軽量な画像フォーマットなので使用しているサイトもあるはずです。
ロゴ構造化データの技術的な仕様は検索デベロッパー サイトのドキュメントで確認できます(日本語ページでは、サポートする画像フォーマットに .svg
と .webp
が追加されるまでに 2 〜 3 週間ほどかかるかもしれません。オリジナルの英語ページは更新済みです。)
P.S.
.wepb
には裏話があって、サポートするようになっていたのですがリストへの追加を忘れていたようです。
問い合わせがあり、.svg
に 2 日遅れて追加されました。
ゲイリーが手配してくれました。
This is now fixed. It's going to be localized the next few weeks
— Gary 鯨理/경리 Illyes (@methode) June 15, 2020